ノクターン第5番(ショパン)

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ノクターン第5番作品15-2 嬰ヘ長調は1830年から1831年ごろにショパンによって作曲されました。
この曲もショパンのノクターンの中で有名なほうです。
珠玉のショパン名曲選にも入っていますね、第2番とともに(PR失礼します)。

私が小学5年生ぐらいのときに親に買ってもらった覚えがあります。
楽譜を買ってもらったら、とりあえず全曲触れていこうとしますが、スケルツォ第2番はさすがに無理でした。
あのときは手が小さかったのでオクターブはなんとか届く程度でした。

話が脱線しましたが、そのときにノクターン第5番を知るきっかけになった曲集ですね。
暗譜して弾けるかといったら怪しいレベルです。
発表会で弾くとなったら頑張って暗譜しますが、まあ、ストリートピアノで気楽に弾く程度なので、そこまで熱心に暗譜しようとは思いません。
と言いながら、ワルツ第19番遺作はいつの間にか覚えていたので、何回か弾きこめば、覚えられることでしょう。

曲の構成

最初


この始まりは夢見心地の世界に引き込まれる感じですね。
音符が細かいので大変そうに見えますが、かなり遅めのテンポなのでメトロノームで確認しながら弾けば、思っているよりも楽に弾けるはずです。


ここの細かい音符は緑線を基準にすると合わせやすいです。

中間部


Doppio movimentoでは動きを伴って演奏しますが、細かい動きの中でメロディを際立たせたほうがよいでしょう。
右手の薬指と小指の動きがカギになります。
薬指と小指が弱いと、演奏しにくいですね。
そのときはハノンとかチェルニーとかで鍛えなおしましょう。
5連符というところがいやらしいですが、5連符の中に4拍を合わせよという無理難題ではないので、楽譜通りにタイミングを合わせていけば問題ありません。
どの音源でもそのようにしか演奏していませんので、安心してください。



3連符ゾーンになりますが、ここもメロディの16分音符は下の音符と一緒のタイミングで合わせていけば問題ありません。

最後


最初と同じく、緑線を基準にすると合わせやすいです。
音符がより細かくなるので、焦らず気持ち少しだけテンポを緩めても構いません。

難易度

普通

演奏時間

4分程度

私の演奏動画

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出来次第すぐにアップロードします。

ショパンのノクターン一覧

作品番号調性難易度(10段階)演奏時間作曲された年
第1番Op.9-1変ロ短調55~6分1830~1831
第2番Op.9-2変ホ長調44~5分1830~1831
第3番Op.9-3ロ長調77分1830~1831
第4番Op.15-1ヘ長調64分1830
第5番Op.15-2嬰ヘ長調54分1830
第6番Op.15-3ト短調34~5分1830
第7番Op.27-1嬰ハ短調75~6分1835
第8番Op.27-2変ニ長調85~6分1835
第9番Op.32-1ロ長調44~5分1836~1837
第10番Op.32-2変イ長調75~7分1836~1837
第11番Op.37-1ト短調46分1838
第12番Op.37-2ト長調86~7分1838
第13番Op.48-1ハ短調96分1841
第14番Op.48-2嬰へ短調67~8分1841
第15番Op.55-1へ短調65~6分1843
第16番Op.55-2変ホ長調105分1843
第17番Op.62-1ロ長調87~8分1845~1846
第18番Op.62-2ホ長調75~6分1845~1846
第19番(遺作)Op.72-1ホ短調54分1827~1830
第20番(遺作)B.49 KK.IVa-16嬰ハ短調44~5分1830
第21番(遺作)B.108 KK.IVb-8ハ短調33~4分不明

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