太い声で歌うとは?

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太い声という表現も巷の発声で誤解されがちです。
本当の意味を知らなければ、一生歌がうまくならないどころか、声帯を痛めてしまって歌えなくなるかもしれません。

世間一般では「声の太さ=声量や響き」と言われています。
確かにその言葉に間違いはありませんが、それだけでは不十分です。

ほとんどの声が、声量や響きのある太い声が「息で太くした声」になってしまっています。
コンサートホールでは使えません。

太い声を英語にすると、「thick voice」と言うのですが、このthickという単語は「濃い」「密度のある」という意味です。
「十分に埋まった声」というのが本来の太い声です。

要するに、うなじの緊張を十分に使い、喉仏を下げた発声というのが本来の太い声というわけです。
動画でも語っています。