ポップスを学ぶ人も黄金期発声を知っておいたほうがよい

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昨日ラグビーで日本はスコットランドに28対21で勝ちましたね。
ラグビーの選手たちにおめでとうございます!

ギリギリの戦いでした。

ラグビーの選手たちはみんな落ち着いています。
紳士のスポーツにふさわしいです。

特に田村優選手のキリッとした顔つきが好きです。
ペナルティキックやコンバージョンゴールを決めても、
一切表情を変えない感じがいいです。

ゴールを決めた後の
あっさりとした感じのたたずまい。
決めて当然のような、一切騒がない様子。

簡単そうに見えますが、体はすごくきつそうです。

歌手の人たちも田村選手を見習ったほうがよいです。
わざとらしく顔の表情で歌うのは見苦しいです。

さらっと歌っているように見せるぐらいしなければ、
歌手としての存在感はありません。

最近のインスタント偏重主義は
どうしても物申したくなります。

と、前置きが長くなりましたが、

今回は
「ポップスを学ぶ人も黄金期発声を知っておいたほうがよい」
です。

ポップスの発声と声楽の発声って違うじゃん。
オペラの声って、変にあくびしたような声でしょ?

と思う人も多いでしょう。
あなたも心当たりありますよね?

今までのオペラの声は、
顔の表情をわざとらしく作って、
口の奥を不自然に広くして、

寒気がするようなものしか
聞いたことがなかったからです。

そう思うのは無理はありません。

本来のオペラの声はこんな感じです。

音量を上げてもうるさくならず、
音量を下げてもよく聞こえます。

黄金期の発声を学んでおくメリットは、
声帯を痛めないように発声できるようになります。

あとは、不調に陥ったときでも、
筋肉の使い方を工夫することにより、
歌える状態に戻すことができるようになります。

(完全に喉が腫れてしまったときは、
 極力歌わずに休んだほうがよいでしょう)
(喉が腫れたときでも、首の筋肉をうまく使うことで、
 回復が早くなります。)

現在の発声は、息の勢いで発声するので、
どうしても声帯だけに負担がかかります。

第三者目線で苦しそうな声で歌っている声の正体は、
声帯だけに負担がかかっている状態です。

調子のよいときは輝かしい声になりますが、
いったん少しでも不調になると、
一切声が出なくなります。

調子の悪いときの歌い方を知らないので、
そのまま歌ってしまい、声帯を痛めてしまいます。
最悪声門閉鎖不全とかポリープとかのような、
音声障害に陥ることもあります。

声楽の発声だからポップスには関係ないどころか、
ポップスの発声をするときにも、
黄金期の発声はすごく理にかなっています。

ちなみに、黄金期の声楽発声とポップス発声の違いは、
口の奥の広さではなくて、

喉仏の高さが大きく影響しています。

喉仏が低い位置に保つと、声楽発声になり、

喉仏の位置が高くなったり低くなったりすると、
ポップスの発声になります。

ロック歌手の高音域は、
喉仏を極限まで高くすることによって出ています。

声の出し方のメカニズムがわかるようになるのは、
黄金期発声のおかげだと思います。

永田孝志さんの発声研究ブログ(外部リンク)

This is opera!のYouTubeチャンネル(外部リンク)

This is opera!の動画は全部英語ですが、
黄金期の発声とモダン歌唱の違いについて、
わかりやすく説明してくれています。