モダン歌唱は超人向け

巷では楽に発声できるモダン歌唱が一般人向けで、黄金期歌唱は喉が特別強い超人向けと言われています。

実は逆です。正反対です
モダン歌唱のほうが超人向けです。

モダン歌唱

モダン歌唱は鼻や眉間のところに響きを当てるのが主流です。
胸の響きを使うと暗くなるから使ってはいけないと言われます。
腹式呼吸で呼吸をして、胸の筋肉は使わない。
胸式呼吸は胸や肩に力が入るので厳禁。
なるべく体を楽にして、自然な感じで発声することを心がけさせられます。

一番もっともらしく言っている発声法ですが、結局のところ、息の勢いに任せて歌う発声法です。

腹式呼吸で声を響かせる?!

よく腹式呼吸のトレーニングで、息の塊を喉にぶつける練習がありますよね?
「ハッハッハッ」と大声を出すような感じで。
5秒から10秒ぐらいなら効果はありますが、それ以上やらせるわけです。

そのままだと声に響きがないので、無理やり響かせて歌います。
喉の奥だけを広げて、軟口蓋を上げて(実際には軟口蓋はほとんど上がらない)、目を見開いて、それらしく歌わないと様にならないです。
体感としては、自分の耳では気持ちよく楽に響いているような感じですね。
息が楽に通過しているだけです。

モダン歌唱の末路

このまま歌い続けると

  1. 声帯が乾燥する
  2. 声が出にくくなる
  3. また息の量を増やす

の繰り返しです。

最終的には喉を壊して歌えなくなります

凡人と超人の違い

凡人と超人の違いは、声帯が乾燥して歌えなくなるまでの時間が短いか長いかです。
私は凡人ですので、モダン歌唱で歌うと5分ももたずにつぶれます(笑)。

よっぽど声帯が強い超人じゃなければ、モダン歌唱で歌い続けることはできません。
それでも、年をとってから音程が合わなくなります。

超人たちと言えば、現在声楽コンクールやオペラで活躍している人たちです。
芸術大学で学生のうちに潰れる人がほとんどです。
音声障害をきたして歌えなくなる人もそれなりにいます。

凡人向けのトレーニング

凡人は黄金期発声でしっかり基礎を鍛えなければ歌えません。
低音域から思い切り鳴らせて、なおかつ高音域までスムーズにつながる声でなければなりません。
訓練する期間はものすごく長い(6年以上)ですけれど、どんなジャンルにも通用します。

声の基礎をしっかり作れば、喉の耐久性は自然と上がります。

最後に

モダン歌唱は、結局のところ、息の勢い任せに歌う方法です。
よっぽど声帯の強い超人にしかできない方法です。

あなたが凡人なら、ボイストレーニング教室に通うのをやめたほうがいいかもしれません。
先生の大半は「超人」ですから。

こちらの記事もご覧ください

息っぽく楽に歌うと喉を壊す

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