コロナウィルスでは民衆の憲法に対する意識が試されている

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テレビニュースもネットニュースも連日コロナコロナとしか言っていませんが、コロナウィルスに対する詳細については一切触れられていません。
不安だけ煽っている状況です。

死亡者についてはほとんど報道されず、感染者ばかり報道されていますよね?
実際に死亡した人数はそこまで多くないから、感染者数を強調しているというのが目に見えています。
そしてマスコミのお得意の「コロナは感染者数が多いから危険だ」と。

まあ、実際マスコミの裏側の人たちにとって、死亡者数が多かろうと少なかろうと全く関係なくて、本当の意図としては別のところにあります。

憲法の骨抜きを狙っている

憲法は簡単に言ってしまえば、行政が好き勝手出来ない鎖です。

今までの歴史の中で、政府の権力が強くて、政府の意向に従わない民衆を好き勝手に処罰してきたことが多々あります。
財産を取り上げたり、しいては命を奪ったりすることが、権力者の一存で許されてきたというわけです。

また、人々は権力をもつと、どんどん増長して好き勝手したくなります。

過去の反省を活かして、憲法という鎖で国家権力を縛り付けました。
憲法は国家が絶対に守らなければならない義務です。

憲法第9条ももちろん大事ですが、一番大枠の97条と99条がものすごく重要です。
これをなくして、国民の権利が守られることは絶対にありません。

第97条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

e-Gov 電子政府の総合窓口から引用

国家官僚からしてみれば、憲法があるせいで自由に身動きできません。
条例なり要請なりで、まずは憲法の骨抜きを狙うわけです。

ここ最近よく言われる「自粛要請」や「外出禁止要請」などは、憲法に違反しているので別に民衆は従う必要はありません。
特にドイツの若者たちは憲法を盾に外で遊んでいますし、憲法的な価値観で言えばそれで正しいのです。

民衆の憲法に対する意識が試されている

メディアでは、たびたび「コロナウィルスの危険性」についてしつこく言われます。
感情論で刺激して、どうにかして外出禁止要請とか自粛要請とかに強制力を持たせたいのです。
最終的には民衆の側から、「憲法なんか気にせず、外出禁止を政府のほうから言ってください」と言わせるまでです。
どう見てもプロパガンダです。

感情論から見たら、確かにコロナウィルスの感染者が多い中、自由に外出したりライブを行ったりするのは間違っているのかもしれません。
まあ、東日本大震災のときでもそういう「自粛ムード」ありましたよね?
何かしらイベントを行えば、不謹慎と叩く風潮でした。
私が通っていた大学でもその年は入学式は縮小されました。
今年みたいに中止になったわけではありませんが。

感情論で刺激された時には、憲法を骨抜きにしたい裏側があると見てよいでしょう。
マスメディアはこういったときに限って憲法の議論を渋る傾向にあります。

実際に憲法が弱いところは、どんどん外出禁止にされています。
イギリスとかイタリアとかフランスとか東南アジアとか。
警察や軍隊を投入して、外出している人がいたら実際に取り締まっています。
3人以上集まったらダメというのもあります。
違反したら罰金刑はざらにあります。

逆にドイツとか日本とか韓国とかは、なんとか持ちこたえている感じですね。
憲法がしっかりと機能して、政治家もなんとか耐えている状態です。
まあ、こういった状況なので、ドイツでも抵抗権を奪いたいという論調はありますね。
抵抗権という野蛮なものを持っていたら、国家が管理しづらくなると。

最後に

もう一度言いますが、感情論で刺激された時には、
憲法を骨抜きにしたい
裏側があると見てよいでしょう。
感情論だけで考えると、取り返しがつかなくなります。
Twitterを見ても、感情論で速く規制してくれという意見ばかり目立ちますが、自由権が侵害されることにつながるということに気づいていないから言えるわけです。

コロナウィルスでは
民衆の憲法に対する意識が試されている
といっても過言ではありません。
支配者から見れば人が何人亡くなろうと、感染症にかかろうと関係ありませんので、そういう裏側を見破る力を身に付けたほうがよいです。