ノクターン第21番(遺作)(ショパン)

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ノクターン第21番ハ短調は、ショパンによって作曲されました。
いつ作曲されたのかは明らかになっていないそうです。曲の構成を見る感じ、20歳前後の作品だと思われます。

ノクターン全集を買わないと知らないという人が多いでしょう。
私もその一人ですが、全曲録音を目指してようやくこの曲に触れるぐらいですね。
隠れた名曲といわれる理由ですね。

曲の構成

最初


左手の伴奏はずっとこの形です。比較的覚えやすいです。
第20番と比べると静かな感じというよりは強弱の差をつけたほうがいいかもしれません。

中間部


中間部からはピアノ系とフォルテ系が交互に出てきます。
強弱の差を明確にしておいたほうがいいと思います。
フォルテは特に強くしてもいいですが、ガンガン強くする弾き方はやめておいたほうがいいでしょう。


ここのフォルテをピークに持ってくるといいです。

最後


明確な区分けはないですが、便宜上a tempoからコーダ扱いにしました。
最後は消えるようにして終わったほうがよいでしょう。

難易度

易しいですが、11連符とか14連符は結構練習が要ります。

演奏時間

3分から4分程度

私の演奏動画

弾いていて特別面白みはありませんね。
発表会で弾きたいかといったら弾きたくないほうです。

ショパンのノクターン一覧

作品番号調性難易度(10段階)演奏時間作曲された年
第1番Op.9-1変ロ短調55~6分1830~1831
第2番Op.9-2変ホ長調44~5分1830~1831
第3番Op.9-3ロ長調77分1830~1831
第4番Op.15-1ヘ長調64分1830
第5番Op.15-2嬰ヘ長調54分1830
第6番Op.15-3ト短調34~5分1830
第7番Op.27-1嬰ハ短調75~6分1835
第8番Op.27-2変ニ長調85~6分1835
第9番Op.32-1ロ長調44~5分1836~1837
第10番Op.32-2変イ長調75~7分1836~1837
第11番Op.37-1ト短調46分1838
第12番Op.37-2ト長調86~7分1838
第13番Op.48-1ハ短調96分1841
第14番Op.48-2嬰へ短調67~8分1841
第15番Op.55-1へ短調65~6分1843
第16番Op.55-2変ホ長調105分1843
第17番Op.62-1ロ長調87~8分1845~1846
第18番Op.62-2ホ長調75~6分1845~1846
第19番(遺作)Op.72-1ホ短調54分1827~1830
第20番(遺作)B.49 KK.IVa-16嬰ハ短調44~5分1830
第21番(遺作)B.108 KK.IVb-8ハ短調33~4分不明

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