女声も胸の響きを使いましょう
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巷では「女声は頭のてっぺんから声を出すように。決して胸に響きを落としてはならない」と言われます。
男声と同じように、低音域はしっかり胸の響きを使いましょう。
どぎつくなるから嫌だというなら、上達はあきらめてください。
声楽はドロドロしたものです。
そう思わない人はモーツァルトオペラとかドイツリートとかにしか触れたことがない人でしょう。
ヴェルディオペラはとにかくどぎついです。闘いの歌です。肉体労働です。
聴くのにも体力を使いますから、最初のうちは疲れます。
首から上だけの響きに頼ると、声がキンキンしてうるさいです。
日本人はこのキンキン声を「いい声」だと誤解していますが、それはただのガキっぽい声です。
うるさい大きく出ているわりには、たいして遠くに響きません。
胸の響きを使うと、声も安定しますし、声帯にも優しいです。
歌っていると音程が合わなくなることも少なくなります。
無理やり響かせて歌うということをしなくてよくなります。
女声の方々、胸の響きを意識したほうがよいです。
喉の健康のためにも。