顔で歌うのは5%ぐらい

喉仏を下げたままで歌える人向けです。
結構難しい内容です。

歌うときに、完全に顔の要素をなくすとダメですね。

基本は
喉仏を下げる力とうなじの力
です。
そこだけは絶対に緩めてはなりません

最後の仕上げに
少し顔のほう、主に鼻あたりに行くのが、
いいかと思われます。

最初のうちは顔は意識しないほうが
いいかもしれません。
無表情で歌うことに集中したほうが
上達は速くなるかと思います。

発声が上達してくるには
段階を踏まないといけません。

  1. 胸に響かせる段階
  2. 喉仏を下げる段階
  3. 首を後ろに保つ段階
  4. 喉仏を下げたままにする段階
  5. 顔の表情に出さないようにする段階

仕上げに、
ほんのわずかだけ顔の表情を加える段階

というものだと思います。

一足飛びに首を後ろに保って、喉仏を下げたままにして歌うことはできません。
いわゆる黄金期の発声ですね。

喉に詰まったような声でしか歌えないときもあります。
うめき声のような声でしか歌えないということもあります。

そこを経験せずに「よい発声」は絶対に手に入りません。

とにかく段階を踏むことが大切です。
一気に歌がうまくなる打ち出の小づちみたいなものは
ありません。

現在の発声練習だと、そういう

  • 気持ちの悪い部分
  • 具合の悪い部分
  • 決まずい部分

というものを排除する傾向にあります。

本来それらが「声の味」となるべきものなのに、「きれいにさえ出せればOK」という価値観に染まってしまっています。
こういうのは考え方にも影響を及ぼします。

基本的にはよい部分が多いが、ちょっとでも悪い部分がある人間を排除したがるのはそういうことかもしれません。
でも完全に悪い人間はなぜか受け入れられるんですよ。

完全な善人や完全な悪人って本当にいるのでしょうか?
いたら私が知りたいぐらいですよ。

どんな人にだって、
良い部分も悪い部分も存在します。

悪い部分さえ取り除けば、良いものになるかというと、必ずしもそうとはいえません。
一見悪い部分も使い方を考えれば、薬になる場合だってあります。

黄金期発声では基本的には顔に出さないのですが、
「顔の表情に出す」という部分をほんのわずかだけ使えば、
声の弾力性につながるというものです。

非常に難しい部分ですから、初心者は顔の表情に頼らないように練習するべきです。
最後の最後の仕上げでしょう。

後日音声をアップロードします。

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