第58回愛知県合唱祭まとめ(6月9日分)

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朝からずっと雨で、夕方には止みましたね。
私は11:30ぐらいに会場に到着しました。

FGブロック

FブロックでもGブロックでもなく、FGブロックです。
Fブロックの団体数が少ないから合併したんだって。
最初からラスボスみたいな感じですよ。

このブロックは全部聴きました。

FG-1:少年少女合唱団 地球組

少年少女といいながら、結構年いってる感じありますが
いろんな特徴の人を受け入れる合唱団です。
身体障害者の人たちも受け入れています。

いろんな人たちがいるし、人数も多いから、歌う上で細かいことは抜きの方針だと思います。
そのおかげかはわかりませんが、小細工抜きの演奏。
声で感動させられるレベルです。
とにかくパワフルな歌声。
なんだか安心できる感じでした。素晴らしい!

FG-2:コーロ・クレアーレ

お年寄り独特の揺れ声
若いときにスカスカな声で歌ってたのが原因だけどね。
ミステリアスにも聞こえる歌声ですが、あまり感動しない。
「にゃあ」の演出はイマイチ。

FG-3:鷹来女声コーラス

弱々しい。ソプラノがうるさい。キンキンする。
低音が全く聞こえない。アルトの存在感がない。

「むぎや」はね、もっと荒々しさが必要なものですよ。
表面だけかっさらってなんてダメ。
胸に落としましょう。

FG-4:コール東海

ここもお年寄り特有の揺れ声。
音程がよくわからない。

特に男声は聞こえないし、
女声はどんどんずれてる。

声量だけが取り柄なのがまだ救いです。
無理やりにでも形にはなるから。

FG-5:愛知高等学校合唱部

息っぽい声。若いうちにこれに慣れてはダメ。お年寄りになったら歌えなくなるよ。
ハーモニーはきれいにはまとまってるだけ。
強弱はなく、ただ声を出してるだけかな。

テノールの人たちは首が前に出る傾向があります。
もう少し後ろに引っ込めましょう。
音程が下がりがちだったり、平べったくなったりする原因は、ほとんど首の力が弱いことにあります。

FG-6:名古屋市豊国中学校合唱部

小学生のお遊戯会かな?
この合唱部も首が前に出ます。
高音域になるとなおさら。
息漏れも激しい。

サビのボーカリーズ「Ah___」がうるさくて、全くメロディーが聞こえない。
メロディーもっと出さなきゃダメです。

FG-7:白壁コーラス

ソプラノが他のパートを聞かずに好き勝手歌ってる印象です。
しかも音程めちゃくちゃだし。
アルトがよく響くのが救いです。まだね。

ソロが寒い。わざとらしく歩き回る。
聴いている自分のほうがはずかしいと感じる。

FG-8:コーメ・プリーマ

男声は後ろにいたほうがよかったです。
人数少ないから、並び順に困るのかしら。

各パートが主張し合いながらも、邪魔しない演奏でよかったです。

合唱はよかった。合唱はね。

ピアノ伴奏がひどい
ガンガン鳴らしすぎです。
ちょっと弱くしないといけません。
気持ちよくなりすぎて、イクのはいけません。

もうちょっと歌い手に配慮ある伴奏をしたほうがいいです。
アルペジオを弱めにしたほうがいいです。

FG-9:Choeur eclat

女声がスカスカで、全体的に息っぽい歌い方です。
男声は声量あるけど、平べったい。
音量調節だけはよかった。

イマイチで残念な演奏でした。
首が前に出すぎです。

FG-10:男声合唱団いぶきおろし

初めてにしては、声量のバランスがよかったです。
1曲目「Cantate Domino」のメロディーの入りがぼやけて、どの調で始まっているのかわからないときがありました。
もうちょっとクッキリ入るとよくなります。

2曲目「雨」はいい感じにハーモニーが出来上がっていました。
若干ピッチが不安定にはなってますが、あまり気になるほどではありません。

FG-11:旭混声合唱団

1曲目「Besame mucho」はもう少し喉っぽさがあったほうが面白いかと思います。
ちょっと大人しめで物足りないです。

全体的に男声が平べったくあまり聞こえない。
音程も下ずる。

FG-12:東海メールクワイアー

最初はいいんですが、終わりになるにつれてどんどん緊張感が薄れていく。
スカスカな声になっていっているのがよくわかる。
富士山だから、ずっと堂々とした歌い方をしてほしかった。

内声(第2テノール、バリトン)が平べったくなりやすい。
ただ声を出しているという印象で、音程が全く当たっていない。

最後半音下がってたよね?
最初のピッチと違ってた。
最初から低いならあまり気づかないけどね。

FG-13:愛知県立西春高等学校合唱部

高校生なんだけど、いい意味で高校生らしくない合唱。
かなり厚みのある声。貫録が十分
フォルティッシモでもうるさいと感じない。
今まで聞いた中で一番上手な合唱団

合唱団によくありがちな、ソプラノだけ、あるいはテノールだけ強いというのはない。
全部のパートが密度のある、埋まった声で歌っていた。
ソプラノの上のDを出していても、3オクターブ下のバスのDがよく聞こえる。
お互いに邪魔しあわない感じで素晴らしい。

あと、体をほとんど動かさないというのも大きなポイント。
強い発声を目指すなら、とにかく動かないことが大切。
自分の声に集中する。でも気持ちよくなりすぎない。
周りの声をしっかり聴く。

きれいに作ることばかり考えない。
目先のハーモニーに頼らない。
どの音域でも発音を崩さない。
母音を不自然に混ぜない。(たとえば、深く聞こえるようにするためにウ母音にオを加える)
弱くなっても息っぽくならない。息のスピードでごまかさない。
首を若干後ろに傾ける。前のめりに出さない。

深い声で歌うための最低条件がすべてそろった合唱団だと言えます。

世界のコンクールやツアーでも通用する声です。
下手にコンクールに出ないほうがよいかもしれません。

ちなみに、現在のオペラ歌手で深い声の条件を達成している人はほとんどいません。
ヨーロッパのほうでもマイクに頼りきりで、楽に息を流す人ばかりです。

欲をいえば、バスの最後のDを1オクターブ下に追加してほしかった。
楽譜に書いてないから、さすがに入れないでしょうけど。

FG-14:一宮第九をうたう会

『YUME』からの3曲は、最初合唱のほうが加速していましたね。
すぐに元に戻ったけど。
第九を歌うだけあって、ブレてない。
堂々とした歌い方をしています。
バスの声量が一番大きい。人数はいちばん少ないけど。

このままいい感じで終わってくれるのかと思いきや…。

2曲目「蔵王賛歌」はピアノ伴奏が無いッ!!
たまたまかと思ったら、終わりまで伴奏がなかった。

これはつまらないよ。
あの重厚な和音こそ「蔵王賛歌」なのに、
ピアノ伴奏を入れないのは魅力が4分の1ぐらいに落ちる。

合唱もエネルギー切れかな。もったいない。
せめて順番変えればよかったのに。
伴奏がないからどっちみち一緒か。

FG15:Lilienkranz

最後は人数が少ないからハズレ?
んなわけないだろう。

この合唱団もかなりの実力。とにかく厚みがある。
どの音域でもぶれない。発音が乱れない。

どのパートが突出してることもなく、バランスよくハーモニーが作れています。
弱くなるところでも全く平べったくならない。

ピアノ伴奏も若干控えめにしてる。
気持ちよくイッてしまわないように気を付けてる。

合唱もピアノ伴奏もしっかり考えられていると思いました。
ハーモニーの作り方は繊細にかつ大胆に

初出場というのに前々からいる存在感
昔からあったかのようです。

全体合唱:いつまでもいつまでも

まあ、「Lilienkranz」さんところの指揮とピアノ伴奏ですから、何も問題なく安心です。

Nブロック

おにぎり1個を食べて、中ホールに移動しました。
最初の5団体までしか聴いておりません。

その後は、大ホールに戻って、Hブロックの途中から聴いておりました。

N-1:コール・ロマンツェ

ここもお年寄り合唱団にありがちな揺れた声。
始まりがかなりぼやけて、始まったのか始まってないのか全くわからない。
いつの間にか始まってたという印象。

ピッチがどこかで下がってる。
自信がない。胸声を嫌っているのかな?

音を保持できていなくて、1小節伸ばせるかどうか怪しかったです。

N-2:愛知学泉大学合唱部

たった5人でもよく聞こえていましたよ。
結構堂々としたハーモニーで歌っていました。
1曲目「いのちの名前」は良かった。

しかし、2曲目「パプリカ」はイマイチ。
その人数で演出をつけて、しかも体を動かすのは悪手です。
全く声が聞こえません。
あまり伝わってきませんでした。

演出のために歌を犠牲にするのは本末転倒です。

N-3:Sakurante

バカっぽく明るい声で歌ってはいけません。
どうしても小学生のお遊戯会に聞こえてしまう。
強弱がなく一本調子です。

声量は申し分ないのに、もったいない演奏だと感じました。

N-4:女声合唱団コール・フリーデ

ソプラノの人たちがキンキン声で、フォルテで出すとすごくうるさい。
アルトは十分に安定していて全くうるさくないのにね。

入りがどこかわかりませんでした。
ぼやけた声で入ってくるので。

もう少し胸声を使ってもよいのはないでしょうか。

合唱団イオス

2段編成なのに段に上がらないんだね。

女声がかなり安定しています。
テノールがもうすこしくっきり入れるとよくなります。
バスパートのお経を唱えてる部分が、堂々としててよいです。

各パートの声量のバランスがとれてて、
お互いに主張しつつ邪魔しないという感じです。

若干の平べったさはありますが、そこまで気になるほどではありませんでした。

ホールの特性を十分に活かしています。
ホールの使い方が上手な合唱団です。

歌声もだいぶ安定していました

Hブロック

残っていたおにぎりを和室で食べて、大ホールに向かうことに。
H-7からH-10まで4団体聴きました。

H-7:Emsemble Famille Voix

息で楽に流して歌っているので、浅く平べったいです。
ぼやけた声で、曲の入りがわかりにくいです。

強弱の幅がなく一本調子で、盛り上がりに欠ける演奏でした。
ここも小学生のお遊戯会のよう。

H-8:男声合唱団 響

バリトンとバスがしっかり聞こえるので、支えの役割として十分です。
テノールは弱いところが若干平べったくなりますが、
そんなには気になるほどではありません。

パワフルでありながら、わざとらしくない自然な演奏です。
和音の響きも十分で、各パート主張しあいながらもしっかり合わせている。
「響」の名前にふさわしい演奏でした。

思わずニヤニヤしてしまいました。
だれも気付いていないからいいけどね。

H-9:合唱団 花集庵

よく響くけど浅い声。
うまいけど全く感動しない。

口先だけで響きを作っている印象。
英語に限らず、発音を犠牲にして響きだけになっているんだよね。

カタカナ英語でもいいから、言葉をもう少し聞こえるようにしたほうがいい。
「英語喉」で検索して、喉発音をマスターしたほうがよくなります。

あとは息を流して楽に発声しないこと。
目先の響きだけにとらわれてはいけない。
体を動かさず、あごを引いて発音するところからスタートです。

H-10:グランフォニック

とにかく息っぽい。
楽に流して歌っているので、あまり聞こえてこない。

「花は咲く」と「ふるさと」なので、息っぽい発声でも多少はごまかせるからいいか。

これにて終了

第58回愛知県合唱祭でも、私は30弱の団体に感想用紙を出しました。
歌わないならこれぐらいしますよっと。

国府宮駅に戻って名古屋駅に行きました。

アニメイトととらのあなで、ゆっくりれいむを探しましたが、見当たらないですね。
メルカリやamazonで買ったほうがよいのかしら。

東方Projectの新製品があるかどうかチェックして、居酒屋さんへgo!

この日、来たところは。↓

テング酒場 名古屋堀内ビル店

前から来てみたいところでした。
おしゃれな感じでカウンターも広い。

サッポロ黒ラベルが置いてあるので迷わずここに。
私が注文したのがコチラ!

ビアブラウンはおそらくサッポロビールの別の種類でしょう。
ほどよい苦みとコクが感じられました。

それなりに低価格なので接客も値段相応かと思ったら、意外と早く来るんだよなあ.
リピートしてもいいかな。

生ビールが来てから、串カツ2本と塩キャベツを注文しました。

少ししてから、塩キャベツが来て、大皿で来てビックリした。
ごま油がかかっていて、おいしいです。
これなら2人で食べても十分楽しめるね。

串カツにはホエーを飲ませて育てる、ホエー豚
ホエー豚を聞いたことありますか?
一回テレビでも流れてましたね。10年ぐらい前だけど。

これも脂身がおいしい。
すぐに食べきりそうなので、ガツ刺しとソーセージ鉄板焼きを注文した。

ガツ刺しとソーセージを食べている途中にビールがなくなったので、泡盛「瑞泉」をロックで注文した。
豚肉に合うやつを選んだほうがいいし、今まで泡盛飲んだことないから、他の店で味わえないものを味わったほうがいいよね。

瑞泉はちょっときつい。30度もあるもん。ちょこっとずつ飲みますよ。
ガツ刺しとソーセージ鉄板焼きには合っていた。

全部平らげたところでお会計。

以下注文の内訳です。税込み表記です。

  • ビアブラウンジョッキ 453円
  • 豚バラ串カツ2本 194円
  • 塩キャベツ 313円
  • ガツ刺し 313円
  • ソーセージ鉄板焼き 421円
  • 瑞泉 ロック グラス 421円

合計は2,115円でした。
値段のわりに満足です。

今度は日本酒にも挑戦してみようかな。

こちらの記事もご覧ください

変な自己啓発よりも永田孝志さんのブログを読んだほうがよい

息っぽく楽に歌うと喉を壊す

高いパートほど偉い?

骨格で声が変わるなんて嘘

昔は歌が苦手で嫌いでした

こちらの書籍もご覧ください