小泉進次郎さんのセクシー発言とは?

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私は小泉進次郎さんが嫌いです。
嫌いだからと言って発言すべてを否定するつもりはありません。

このニュースはだいぶ大騒ぎになっているので慎重になったほうがよいです。マジで。

小泉進次郎さんのセクシー発言とは?


話題になっているこれですね。

On tackling such a big scale issue like
climate change,
it’s gotta be fun,
it’s gotta be cool,
it’s gotta be sexy,too.

「気候変動のような大規模の問題に対処するときには、楽しく、かっこよく、そしてセクシーであるべきだ」という意味ですね。
物議を醸しているような状態になっています。
というか、マスコミが捻じ曲げているんですけれど。

これがTwitterやYahoo!ニュースでは、「小泉進次郎がセクシーと言いやがった。性差別人間だ!」と大騒ぎになっています。

大多数が大騒ぎしているときは、私は慎重になりますね。
一緒になって騒いでいたら、周りが見えなくなります。

ロイター通信の記事

ロイター通信にある英語の記事です。
Koizumi’s ‘sexy’ words on climate change ring hollow for some in Japan

タイトルは単に「sexyという言葉を使った」だけですね。
ちなみに、日本語で検索すると、「ロイター通信が小泉進次郎をたこ殴りにした」というありもしない内容がずらりと上位表示されます

「sexy」の意味

性的な意味でよく使われますが、「興味深い」(more interesting)や「わくわくさせる」(more exciting)という意味で使われることもあります。
英英辞典を読めばわかります。

(informal) used to describe something that attracts a lot of interest and excitement.

これを日本語にすると、「大きく興味や興奮を引き寄せる」という意味もあることがわかるでしょう。

マスコミが英語を知っているかどうかはわかりませんが、知っていたとしても「性的に」・「枕営業をして」と意図的に誤訳するでしょう。

ちなみに私の母親に「sexy」の話をしたところ、この小泉進次郎さんの話を

「環境問題は事務的に殺伐にではなく、もっと人間らしく考えてもよいではないか」

と訳しました。
だいぶ意訳していますが、「sexy」って「人間らしさ」に直結する部分ですからね。
「人間らしく取り組もう」と、私が思っている小泉進次郎さんのイメージとは違いました(笑)。

「sexy」を性的と考えるのは短絡的

「sexy」と聞いただけで「性差別主義者」と短絡的に考えるのは、トラブルを引き起こしかねません。
だいたいそういう人って、自分は全く配慮しないのに他人には配慮を求めるんですよ。
この件だったら、
「sexyという言葉を使わずにしゃべれ!もっと他に表現があるだろ!」
と真っ赤な顔をして叫ぶ人たちですね。
自分たちはどれだけ配慮なくしゃべっているかは全く気にすることなく。

このような人たちは「自分はあなたに優しくするつもりは毛頭ないが、あなたは私に優しくしてくれ」というタイプです。
なるべくなら距離を置いたほうがよいでしょう。
話すことがあっても、事務的に淡々としゃべるのが望ましいです。
あまり気持ちを込めないのが安全です。

セクシー発言で叩かれている理由

既得権益者でありながら、英語が話せない上層部の権威性を相対的に下げたから、叩かれているのだと思われます。
絶対的には権威性は全員上がりますが、小泉進次郎さんだけ大幅に権威性が上がるから、他の人たちの権威性は相対的に下がってしまいます。
沢尻エリカさん主演の「マウンティング」のお話が官僚の世界になっています。

上級官僚さんが「全く英語をしゃべれない俺たちを出し抜きやがって。結婚報道でさんざん良い思いをしただろ?お前は下の人間を見て安心していればいい」という考えです。
お偉いさんの顔色を窺わず、世界で堂々と発言するのはもってのほかという理由でマスメディアを使って叩いているわけです。

小泉進次郎さんに関する邪推

今までの空虚な発言をしているのは、お偉いさんに対してはっきりと物を言わないことでなんとかのらりくらりとかわしていたのかもしれません。
はっきりと物申せば潰されます。
ようやく上級官僚さんたちが勘づいてきたのが、「セクシー発言」のニュースかもしれません。
それまでは小泉進次郎さんが上級官僚様たちにとって無害な人間として考えられてきたのが、自分たちの相対的権威性を下げる厄介な人間に変貌したからです。

既得権益者としてお偉いさんから甘い蜜をずっと吸わせてもらえたのかもしれませんが、それがいつまで続くかわからない。
経団連のお偉いさんが終身雇用は続けられないとも言っていますし、既得権益者同士だからといって見捨てられないとは限らない。

自民党の議員だって憲法改正が決まれば、おそらく大多数は捨てられるでしょう。
ネットサポーターと同じように数合わせでほしいだけでしょう。
「自民党という看板を背負っていれば安心」という時代は終わると思います。

自民党のバックにいる人たちは自分の私利私欲しか考えていません。
ごくわずかの人たちが虎視眈々と革命を起こすときを狙っているとは思いますが。

そういう人たちは一時は自民党の議員を守るでしょうが、憲法改正が決まったら邪魔になると思います。
私がそちら側の人間だったら、数合わせで後はポイと捨てますからね。穀つぶしは必要ないと。
徴兵制で自民党議員だって戦場に行くことになるかもしれません。

最後に

既得権益側についていながら、既得権益の力に呑みこまれないように注意するのは難しいです。
私はそういう人間ではありませんので、既得権益の力がどれほどなのかはわかりません。

一気に感情を揺さぶるニュースが来たら、いったんは慎重になったほうがよいです。
マスメディアが小泉進次郎さんを今まで持ち上げてきたのに、一気にてのひらを返している姿を見ると、だいぶ考えますね。

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