最高の煽り言葉

今も昔も変わらず、直接的に煽り言葉をぶつけてしまっては、醜い言い争いになります。
例え、TwitterであろうとFacebookであろうとLINEであろうとPixivであろうとLinkedInであろうとChatWorkであろうと2ちゃんねるの掲示板であろうとニコニコ動画の事典であろうと個人ブログのコメント欄であろうと、どんな場合においても直接的な表現を避けたほうがよいことに変わりはありません。
これから先の未来も同様です。

特に、「死ね」という言葉は一番使ってはいけないです。
どんなに憎くてしょうがない相手に対してでも。
昔の2ちゃんねるでは「死ね」を「氏ね」とか「市ね」とかに文字を置き換えていますが、これでも暴言であることに違いありません。

最高の煽り言葉

最高の煽り言葉はこちらですね。
Yahoo!知恵袋のこの質問です。
2008年3月7日に投稿されたものですが、もう10年以上も経っているのですね。
全然古い質問に見えません。

うっせーなー、てめぇ。死ねや!って敬語で何て言いますか?

Yahoo!知恵袋から引用

まあ、カッとなったときに言ってしまいがちな言葉ですが、このまま相手に伝えては最悪相手は自ら命を絶ってしまうこともあります。
その気持ちを抑えて、荒っぽくならないように伝える必要があります。

ベストアンサーに選ばれた回答はこちらです。

たいそうにぎやかなご様子でいらっしゃいますところまことに恐縮でございますが、
ご逝去あそばしていただければ幸甚に存じます。

Yahoo!知恵袋から引用

初めてこの回答を見たときに大爆笑しましたwwww
以下大真面目に議論してみてもよいではないでしょうか。

「うっせーな」について

「うっせーな」を「たいそうにぎやかな」に言い換えているところにまず笑いましたww

「うるさい」と直接伝えてしまったら、相手は騒いでいないとしか主張しません。
しかも「うるさい」というのはこちらの主観でしかありません。
こちらの主観を押し付けても、相手は意固地になるだけです。

「うるさい」を弱めて「にぎやか」といえば相手も悪い気はしないはずです。
これならこちらの話も聞いてもらえるかもしれません。
まずは相手に話を聴く姿勢を作ってもらいます。

さらに聴いてもらいやすくするために、まずは「まことに恐縮でございますが」と伝えましょう。
こうするだけで、相手に嫌な顔をされることが少なくなります。
完全に嫌な顔をされないようにすることはできませんが、なるべくそういう確率を少なくしたいものですね。

「てめぇ」について

「てめえ」はちょっと乱暴になってしまいますので、これは削除でも構いません。

こちらの質問のように付け加えてもよいでしょう。
2019年11月23日の質問から引用しました。

貴殿におかれましては、

が抜けていると思います。

Yahoo!知恵袋から引用

「死ねや」について

「死ね」を「逝去する」と言い換えるところがポイントです。
「死ね」なんて直接伝えてしまっては、議論にならないどころか、最悪相手が自ら命を絶ってしまう危険性があります。
そしたらあなたは自殺ほう助の疑いで書類送検されることになりかねません。
また、相手が逆上してきてこちらに掴みかかってくるかもしれません。
注意しようとして逆にケガをしたということは何回も聴きます。
そういうリスクはできる限り少なくしておきたいものです。

ここで、「死ね」を「逝去しろ」に置き換えても不十分です。
まだまだ乱暴になってしまうので、もう少し言葉を柔らかくしましょう。
いくら「死ねや」と思っていても、相手に対する敬意が必要です。
なので、「ご逝去あそばして」と自分が怒りに満ち溢れていても相手のことを立ててやりましょう。
聴いていただかなければ伝えたということになりません。

締め言葉について

最後にこちらの都合を述べます。
自分本位で伝えるのですから、最後ぐらい自分の気持ちを述べなければ、相手には伝わりません。

「幸甚に存じます」というのがよいでしょう。
「幸甚」(こうじん)とは「非常に幸いな」意味でして、もう少し砕けた表現をすれば、「私は嬉しいです」となります。

以上をもって、できる限り乱暴にならずにお騒がしい様子を平和的に解決することができるでしょう。
参考にしていただければ幸いです…って、完全に他人のネタやんけ!

最後に

ここまで敬語表現を重ねるからこそ、暴言であっても笑えます。
お笑い芸人もこれぐらい言葉遊びしてくれたらいいのにと思います。

これを理解できない人には「何を言っているんだ?こいつ意味わからん」で立ち去ってくれますし、理解できる人には「こいつは言葉は丁寧だけど、結果氏ねと言ってるじゃん」となります。

いくら罵倒したい相手だとしても、敬意を忘れてはダメということです。
無駄に敵意を振りまいても、相手の怒りを増長させるだけでこちらの考えを伝えることに遠く及びません。