森ゆうこ議員、潰されるな!

原英史さんのこのツイートは問題ありです。

権力側にいながら、このツイートをするのは重大な憲法違反です。
日本国憲法第51条をわかっていてやっているのか、それともわかっておらずにやっているのかは、私は全く存じ上げません。

さて、日本国憲法第51条を見てみましょう。

日本国憲法第51条
両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。

この条文は、
議員が反政府の提案をしたとしても、これを罰してはならない
ということを意味しています。

もう一つ、日本国憲法第50条(不逮捕特権)を見てみましょう。

日本国憲法第50条
両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。

こちらは
国会の会期中に反政府的な発言をしたとしても、警察は逮捕してはなりませんし、逮捕したとしても会期中だったら釈放しなければならない
ということを意味しています。

絶対王政で君主が議会で自分の気に入らない議員を排除していたという歴史があります。
そうなると君主だけが強くなりすぎるため、強くならないよう制限をかけるのが、不逮捕特権なり、院外で責任を問われないというものです。

原英史さんの発言は重大な憲法違反です。
ましてや賛同者を募って、議員の懲罰を求めるなど、中世ヨーロッパレベルです。
魔女裁判といっても過言ではありません。

事件の発端

おそらくここでしょう。

質問通告に出した内容が議会の前に漏れ出てしまう。
そしてネットニュース番組で本人のいないところであれこれ言うのは、あってはならないことです。
放送法第4条にも違反していますね。

放送法第4条
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
二  政治的に公平であること。
三  報道は事実をまげないですること。
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
2  放送事業者は、テレビジョン放送による国内放送等の放送番組の編集に当たつては、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組及び音声その他の音響を聴覚障害者に対して説明するための文字又は図形を見ることができる放送番組をできる限り多く設けるようにしなければならない。

詳しくは、Togetter.comにまとめてあるのを見たほうがよいでしょう。

「森ゆうこ議員の質問通告が遅れたため、官僚はその質問の処理のために深夜まで残業することになった」
という論調が多いです。

しかし、森ゆうこ議員はこう言っています。

仮に質問通告が遅れたとしても、官僚たちが外部に事前通告された内容を漏らしていいという理由にはなりません。

しかも具体名を通告の時点では全く挙げていなかったのに、なんで自分だとわかったんでしょうね?高橋洋一さん。
お得意の知らないふりができなくて残念だと思います。

森ゆうこさんは通告の時点では、国家戦略特区ヒアリングと言っただけなのに、高橋洋一さんが過剰反応するのは、自ら墓穴に入りに行っているとしか言いようがありません。

池田信夫さんも自殺行為して大丈夫?
うっかり口を滑らせているけど。

ぶはwwww
自分からばらしているなんて、これじゃ森ゆうこさんを潰せませんよww

森ゆうこ議員、潰されるな!

というか相手のほうから自殺行為をしてくれているので、スクリーンショットをとっておくのがよいと思います。
自分から動かず、消極的にいくのがよいですね。

特にこちらからアクションする必要もなさそうな相手です。

ですが、原英史さんが「Change.org」で署名を集めきると面倒なので、法的手段に出ることも考えておいたほうがよいです。

憲法第51条を骨抜きにされないためにも、負けないように闘ってください。
勝つ必要はありません。負けないだけでいいです。

事前通告制度が民主主義を潰す

そもそも事前通告制度というものが害悪な存在です。

あらかじめ質問する内容を伝えておいて、官僚たちがきれいな作文を作るわけです。

通告しなかったら答えない。
通告しても反政府だったら答えない。

与党側に有利なルールだと考えられます。
これじゃ、絶対君主制と一緒ですよね。

こういう段階で議員たちの行動を邪魔されては、議会制政治は成り立ちません。

おそらく自民党のバックにいる人たちが狙っているのでしょう。
CとかDとか経とか日〇会議とか。

仮に森ゆうこさんの素行に問題があるからとしても、質問内容を漏らしていいという理由にはなりません。
官僚とか原英史さんとか池田信夫さんとか、権力側に立つ人間は秘密情報を垂れ流してはいけないと教えられているでしょう。

おそらく知っていてやっているのでしょうけれど。

森ゆうこ議員の今後の対策

ここの節は私の独断と偏見で書いております。

既得権益側の人たちも人間ですから、自分より怖い人には手を出しにくいはずです。
まずは、筋肉ゴリゴリのマッチョマンを護衛に何人かつけるとよいです。

女性議員だからという理由だけで聞き入れないような旧態依然の人間たちです。
ですから、ここは筋肉マッチョの男性をちらつかせれば、下手に攻撃すると返り討ちに遭うと思わせれば、そう簡単には無視できないでしょう。

まあ、対応策になるかはわかりませんけど、筋肉は人を裏切らないということだけはわかります。

最後に

何度も言います。

原英史さんの発言は重大な憲法違反です。
「change.org」で署名が中止になることを願っております。

森ゆうこさん、負けるな!