遅くすれば安全?
車を運転してたらあおり運転が取りざたされるし、スピード違反の切符を切られることはよくあるということは、聞いております。
私は免許をもっていないので、切符を切られたことはありません。
免許高すぎませんか?30万円とかふざけてる。
警察が言うには、「ゆっくり走れば走るほど安全ですよ」と。
確かに、事故をしたときに車や歩行者が死ぬリスクは減る。
ブレーキをかけてから止まるまでの制動距離は短いし。
ハンドルを切りやすいし。
一見いいことづくめのように聞こえる。
そんなことあるわけねーだろ!
特に自転車を運転する人に対してなんだけれど、
2015年の5月に道路じゃなくて歩道を走ってる人に切符を切るというのがはやった。
今ではこの件に関しては警察は大人しいけど。
ちなみに逆走してる人にはノータッチなんだよなあ。
警察は事故が起きてから仕事をするというのが、見え見えだ。
道路走るなら30km/hは最低でも出せなきゃ流れを止めてしまう。
それこそ渋滞の原因だ。
だらだらとゆっくり走るんだったら歩道のほうが安全じゃないか。
現実は逆だ。
道路ではだらだらゆっくりと、歩道では猛スピードで走っている。
「逆だろ!」と。
クロスバイクに乗る人で、ヘルメットから服から膝あてからしっかり装備してる人は、結構マナーよく走ってる。
いわゆる「ガチ」な人たちはしっかりわかっている。
歩道に入ったら、自転車に降りてから手で押しながら歩いている。
しかし、そうじゃない人、ただスピードさえ出せればいい人に対しては怖く感じる。
音楽聴きながらこっちに向かってくるし、全く動きの予測ができない。
挙句の果てには、猛スピードで道路を逆走してくる。本当に怖い。
自転車に乗ってるときに車が後ろから来ていて、逆走自転車が前から来てどう避けようか困る時がよくある。
スピードを出すべきところで出せ
本題に戻る。
上り坂を登るときに、正弦波のように右左がぶれる人は、スピード出してないからだ。
ある程度出さなきゃ自転車は安定しない。
バランスがとれない。
まずは、平地でスピードを出す練習をしておくべきだ。
交通量の少ないところで、できる限り速く動くようにする。
最初のうちは怖いと感じるけど。
上り坂でもギアを上げられるようにすればいいのだが、まあ、ここまでは求めすぎだろうか?
電動自転車も視野に入れておいたほうがいいかも
本当に自分の力じゃなんともならないなら、
電動自転車の力を借りるというのも一つの手だ。
安全に運転するためには、電気の力を頼ったっていいじゃないか。
ただし、運動部の中学生高校生は使ったらいかんぞ!
体を鍛えるのが目標だから、自転車も体を鍛える手段に使いなさい。
上り坂でも必死にペダルを漕ぐようにすべきだ。
鉄道でも思ったんだよなあ
電車に乗ってるときにも、速さを緩めたら怖いと感じた時があった。
JR中央本線鶴舞駅から金山駅の間。
高低差のあるカーブがあって、その部分でちょっとだけ電車が遅くなって、倒れるんじゃないかと怖くなった。
普段スピードを出して走ってるときには、向心力(遠心力といったほうがわかりやすいけど、あえてこっちを使った)のおかげで全く恐怖を感じない。
高校の物理やってる人ならわかるけど、向心力(遠心力)は速さの2乗に比例する。
スピードを出せば安定するし、少しでも緩めれば不安定になる。
ある程度スピード出したら安定するということが、お役人どもはわかっていない。
だらだら運転が本当にいいわけねーだろ。
脳みそのためにも、スピードを出せ。だらだら動くな
頭の回転が速い人は歩きも速い傾向にある。
日常の動作があらゆる動作に影響を及ぼすからだ。
速く動いたときと、遅く動いたとき。
どっちがやる気がでるかやってみたらわかるはずだ。
自分の感覚に焼き付けておくのが正しい。
自分の感覚を頼りにすべきだ。
お上が言ってるから正しいというのは嘘だ。
もし、あなたが頭の回転が少しでも遅いと感じたら、
日常の動きを少し速くしてみてはどうだろうか?
最後に
スピード違反をやけに取り締まりたがるのは、
頭の回転が良い人を意図的に少なくするためだ。
潜在的に事故を誘発しているのもあるかもしれない。
「速く動くことは危険だ」とすり込めば、
みんなだらだらと遅く動くようになる。
道ふさぎの邪魔になることも考えもせずに。
でも私たちは、経験的にある程度スピードを出さなければならないということはわかっている。
自転車や自動車や電車と「車」の付くものは、
車輪が回っているから少しでも回転の速さを遅くすれば、立ち上がれなくなる。
何も考えなくても安全に立ち上がっていられるのは、重力のおかげだ。
でも傾いているところで安全でいられるのは、速く動いているからだ。
社会は速い人が正義だ。スピード狂だ。
コンピュータだって、半導体の性能を上げるのに必死だ。
100m競走でウサイン・ボルト氏が称えられるのは、誰が見ても疑いはない。
けれど、車の運転になると遅いければ遅いほど良いといわれる。
狭い住宅地を猛スピードで走るのはもちろんよくないが、
広い道路をだらだらとゆっくり走るのは大きな間違いだ。
車の流れを止めてはいけない。できる限り前に続けということだ。
運転してない人が何を言うと思われるかもしれないが、
運転してないからこそ安全に気を配れるようにすることがわかることもある。
だって車って、高速で動く鉄の塊だからね、安全には相当気を配らないといけません。