第6回VoxMEA音楽祭
皆さん、お元気でしょうか?私はなんとか頑張って過ごしています。
この日を楽しみにして過ごしておりました。前日に少し飲み過ぎて二日酔いでしたが、なんとしてでも動く気でいました。
混声合唱団VoxMEAと関わってから、もう9年ですね。もともとは大学の友人がVoxMEAに入っていて、その流れで私も何度か関わることになりました。今では顔を見ればすぐにわかるレベルですね。歌う側としては全く活動していないのに、覚えてもらえるのは嬉しいです。まあ、私のような人間は定期的に顔を出さないと忘れ去られてしまいますからね。
というわけで、前置きはこんな感じです。
今回の会場はイーブルなごやのホールです。規模はガスホールと同じくらいですね。東別院駅から歩いて5分ぐらいですが、私にとっては金山駅から歩いてきていい運動になるレベルです。地下鉄に降りるのが面倒くさいのもありますが。たった1駅ですし。
VoxMEA音楽祭にやって来ました pic.twitter.com/qZVP9sKLKM
— イマッチ@全曲収録目指す (@imatch0603) December 28, 2024
パンフレットと整理券ですね。整理券の裏側には私の名前と招待した人の名前が書かれていました。私のは本名だけでなくハンドルネームも併記されていましたww
オープニング
まさかの緞帳が開くと同時に歌い始める形には思わず驚きました。「もう始まったの?」という感じですね。
団員全員でKnut Nystedtの「Sing and Rejoice」ですね。一糸乱れぬ動きで掴みとしては素晴らしかったです。最後のAllelujaの響きも良かったです。
1st Stage ソロ&アンサンブル 前編 ~ドキドキ~
前編はソロがメインですね。たった一人で歌うのは緊張しますよね。私も10年前の演奏会で歌ったことがありますから、よくわかります。
緊張する中で歌いきるのはいい経験です。合唱の中で埋もれながら歌うのとはわけが違いますから。
皆さん、よく頑張っていました。素晴らしいです!なかなか挑戦的な選曲でした。次回はいつなのかは全くわかりませんが楽しみにしています。
ピアノソロも例年何人かいたんですが、今回は都合により1人しかいなかったのが少し寂しかったです。まあ、しょうがないですね。そういうこともありますからね。
Ave Maria(Pietro Mascagni)
楽譜をチラ見したけれど、なかなか難しい曲ですよね。ゆっくりなので、少しでも声がブレたら観客にわかってしまう緊張感がたまらないです。1st Stageの最初なのでなおさらです。しっかり歌えていました。
竹とんぼに(木下牧子)
透明感のある歌声で聞き取りやすかったです。歌詞もよく聞き取れました。
今日もひとつ(なかにし あかね)
なんかほっこりするような、少し安心するような歌声です。
幻想即興曲(ショパン)
テンポは少し遅めの印象ですが、このテンポのほうが幻想的な感じが出ていると思います。しかし、どうしても速く演奏したくなりますよねww
みやこわすれ(千原英喜)
粗削りな印象ですが、いいセンスを持っていますね。縮こまらずのびのびと歌っていました。伴奏も強弱のメリハリがついていてよかったです。この曲集の曲をソロで聴いたのは初めてですね。
はっか草(千原英喜)
気分が乗るとついつい感情移入したくなりますよね。そういえば、10年前にフェアウェルコンサートで歌ったのを思い出しました。
若葉のころ ~First of May~(Barry Gibb / Robbin Gibb / Maurice Gibb)
アルトの人の歌声が安定感抜群でした。存在感がありますね。明るいんだけどどこかしら寂しさが表現されていて素晴らしかったです。
Pie Jesu(Andrew Lloyd Webber)
心地よくて思わずうっとりしてしまいますね。油断していると眠りの世界へ誘われそうですね。
1st Stage ソロ&アンサンブル 後編 ~ワクワク~
後編は重唱だったり合唱だったり、複数のメンバーで歌うのがメインになります。
This Train Is Bound for Glory(Spiritual)
最初は黒人霊歌ですね。女声合唱でなかなか忙しそうな印象を持ちました。複雑な音型なのに崩れずにいけたのは良かったです。
The Battle of Jericho(Spiritual)
男声合唱も黒人霊歌です。このバージョンは初めて聴きました。こっちも忙しそうですが崩れずに最後まで歌えた印象です。
Rosa(Tosti)
ソロですが、これもまた難しい曲を持ってきましたね。こちらにも緊張感が伝わってきました。長調ですが寂しげな感じが表現されていてよかったです。
Greetings(千原英喜)
2組の夫婦がちょうどよくSATBに分かれたということで組んだのでしょう。学生時代で少人数を歌った頃を思い出しながら聴いていました。懐かしい感じがしましたね。
Supercalifragilisticexpialidocious(Richard M. Sherman / Robert B. Sherman)
お笑い要素を少し挟んでくれたのはありがとうございますww
ちなみに、「Supercalifragilisticexpialidocious」とは素晴らしいと称賛するときに使う言葉だそうです。英語圏の子どもが一番長い言葉で使いたがるそうです。
日本だと南阿蘇水の生まれる白水高原駅みたいなものでしょうか?後はスリランカの首都、スリ=ジャヤワルダナ=プラコッテとかイギリスの正式名称グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国だったり、セントヴィンセント及びグレナディーン諸島とか長ったらしいものを覚えたがるのは子供心だからでしょうか?
寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ くりぃむしちゅーの水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路の藪柑子 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助は覚えられるとしても、タイの首都、クルンテープマハーナコーンコーシンマヒンタラーユッタヤーマハーディロックポップノッパラッタナラーチャターニーブリーロムウドムラーチャニウェートマハーサターンアモーンピマーンアワターンサティットサッカティッテイヤウィサヌカムプラシットはなかなか覚えられないでしょう。
とそういえば、このくだり、前にもしたような気がします。「第63回愛知県合唱祭(6月1日)」の記事でも説明していましたね。
美女と野獣(Howard Ashman)
こちらの組も安定していました。聴きやすく楽しめる演奏でした。私も手拍子していました。
LOLLIPOP(Beverly Ross / Julius Dixon)
だいぶ昔なんですね。調べたら1940年代の曲です。両親もまだ生まれていない頃です。しかし、全く古さを感じませんね。飴を持ちながら振り付けする仕草がいいですよね。
東京ブギウギ(服部良一)
今の人はクリアアサヒでしか知らないでしょうね。私もその一人ですね。この曲の振り付けも動きすぎず自然な感じでよかったです。
ひびかせうた(萩京子)
気付いたらあっという間に終わっていました。もう少し聴きたい感じですが、曲自体が短いのでしょうがないですね。
わたしの好きな歌(林光さんへ)
前奏がバッハのメヌエットぽい感じですね。曲の軽やかさとバリトンソロの重厚感の対比がよいですね。
2nd Stage VoxMEA’s 2024 Story ~ことし~
第2ステージは団員全員で合唱します。今まで歌った曲も含めて、今回に向けた曲もありますね。
1: 未来へ(信長貴富)
6月の地産地唱よりパワーアップしていますね。特に低声パートがしっかり聞こえるようになりました。安定感抜群で素晴らしかったです。
2: Ave Maria(Josquin des Prez)
透明感のある響きです。6月の県合唱祭だったかな?よりも安定感が良くなっています。
3: 愛から悩みが生まれ(千原英喜)
学生時代に『ある真夜中に』の曲集で唯一歌えず心残りになった曲です。練習時間の都合で曲数が少なくなったのはしょうがないですが、やはり今でも歌いたい気分はあります。寂しさを表現できていて、ほどよい緊張感がよかったです。
4: 冬の陽ざしの(名田綾子)
幻想的な感じが表現されていて、心地よく聴いていました。寒々しさがどことなく伝わってきますよね。
アンコール: 雪の窓辺へ(三善晃)
これもまた寒々とした感じが伝わってくる曲でした。冬にピッタリの曲ですね。
最後に
こうしてVoxMEA音楽祭に足を運べたのは嬉しいです。何としてでも予定を空けてやろうと思っていました。
私は歌う側としてはまだまだお休みしますが、合唱曲を作曲している最中です。
そういう形で合唱に関わっていければと思っています。
まずは2025年6月の地産地唱に作曲を間に合わせるのが先決ですね。