ワルツ第17番(遺作)(ショパン)
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ワルツ第17番変ホ長調 B.46 KK.IVa-14は、1829年ごろにショパンによって作曲されたワルツだと言われています。
あまり知名度はありませんが、3オクターブで動くのが特徴的です。
発表会で弾いても跳躍の割にはインパクトが薄いです。
私はワルツも全曲収録目指しているので、インパクトがどうとかはあまり気にしません。
前置きはここまでにして解説に移りましょう。
曲の構成
最初
最初の音符は8分音符なのに今まで気づいておりませんでした。勢いで4分音符で弾いていましたが、ここは違いを出したほうがいいですね。録音を聴いていても気付きませんでした。
2回繰り返すので2回目は強弱を変えてみるのもよいでしょう。
跳躍が大きいのですが、わりと弾きやすいほうです。そんなに速くないので、あわてずに1音1音確実に弾きましょう。
中間部
ここの部分は弦楽オーケストラのイメージですね。低音はチェロとコントラバスのオクターブユニゾンですね。
スタカートでピッツィカート(弦を指ではじく)を意識すると、いい音色になるのではないかと思います。私はそうしています。
堂々とずっしりとした音色で弾いてください。
Trioに移りますが、ここは優雅にきらびやかに弾く感じですね。他の部分とは違い軽やかな音色のほうが似合うでしょう。
コーダ
右手と左手を交互にメロディーを受け渡す感じで弾くとよいです。2回目はmfと書いてあるので若干弱めに。
難易度
比較的易しい
演奏時間
3分程度
私の演奏動画
跳躍は見た目の割に難しいです。何度取り直したことか。
これでも気に入らないので撮りなおす予定です。