ワルツ第15番(遺作)(ショパン)

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ワルツ第15番ホ長調 B.44 KK.IVa-12はショパンによって作曲されたワルツです。
1829年から1830年ぐらいにかけて作曲されたと言われています。
これもまた軽快なワルツで、わりと理解しやすいかと思います。

RPGゲームのエクストラステージに出てきそうな曲です。
ラスボスを倒した後におまけ的な難易度の低いステージが出てくるようなイメージです。

曲の構成

最初


流れでいけそうな感じですが、左手の伴奏は2分音符でしっかり押さえなければいけない部分がありますので、そこだけは注意してベース音をしっかり押さえてください。


1回目と2回目で伴奏が微妙に違います。
マーカーしてある部分は目立たせるべきところです。
ここを目立たせずしてどう表現しようというのでしょうかというぐらい大事なところです。チェロやコントラバスのように待っていましたと言わんばかりの音色で表現するのがいいです(少々オーバーですが)。

中間部


中間部は軽やかにですね。Trioと書いてありませんが中間部に該当するところでしょう。
明るい音色で演奏するのがよいですね。低音はチェロやコントラバスのピッツィカートを意識して軽い音色にするべきです。

再現部・コーダ

最初の形と全く一緒です。
ちなみにヤマハの演奏グレード5級を受ける人は、モチーフ課題で中間部から再現部に入る際に最初の形をしっかり記憶できれば即興演奏は問題なく乗り切れます。
自由曲に選ばない場合でも、ショパンの遺作ワルツに全部触れておきましょう。

難易度

比較的易しい

演奏時間

2分程度

私の演奏動画


ストリートピアノでよく弾きます。楽譜を見なくても大体弾けますが、中間部が心もとないですね。