ワルツ第19番(遺作)(ショパン)
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ワルツ第19番イ短調遺作B.150 KK.IVb-11はショパンによって作曲されたワルツです。
何年に作曲されたのかはわかりませんが、1830年代後半から1840年代初めにかけての作品だと言われています。
ノクターン第20番や第21番と同じく、ショパンの死後によって出版されたので作品番号はありません。
楽譜は読みやすいうえに、比較的簡単に弾けるワルツです。暗譜もしやすいです。
曲の構成
最初
8小節単位で見ていきましょう。
最後の2小節はハ長調に転調しています。イ短調とハ長調の関係を平行調といいます。
同じ調号で音階が始まる音の違いです。
テストに出てきますので覚えておきましょう。
装飾音符は慌てずに処理していけば問題ありません。
ノクターンと同じく拍の頭で装飾音符を付けていきます。
中間部のほうを先に弾いてしまいがちです。
簡単だからこそしっかり覚えないと、ミスがはっきりわかります。
中間部
同主調のイ長調になります。ちょうど関連のある調を覚えるのにもよいでしょう。
主音が一緒で短調か長調かの違いなので、同主調と言われています。
コーダ
最初の形とほとんど一緒です。静かに終わります。
難易度
易しいですが、どこを弾いているかわからなくならないよう注意してください。
演奏時間
2分程度
私の演奏動画
弾いているとあっという間に終わります。