胸の位置を高くして喉仏を下げて歌うと、安定感が出る。ただし疲れる
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モダン歌唱と黄金期歌唱の歌い方には決定的な違いがあるのは首の位置もそうですが、胸の位置も違いがあります。
この動画を参考にして歌ってみたら、今までよりも声が安定してきました。
4:27からの
「ハイチェストにした分、下腹の押し下げる力と同時に押し上げる力も働いてくる。
上向きの気圧が活発になるので、喉仏を下げて(ロー・ラリンクスにして)上向きの力にフタをする。
圧力鍋のフタのようにかっちりと働いている必要がある」
というところですが、これを実践するにはかなりの力が必要になります。
もちろん何の訓練もしていない初心者が、この段階に一気に到達することはできません。
まずは胸の力なり、うなじの力なり一個ずつ鍛えなければいけません。
できたと思ったらへばってできなくなるを繰り返さなければ到達できないものです。
今まで私は高音域になるにつれて、胸が下がってくるということが多かったのですが、なんとかキープしてみたら高音域を出しても喉がなんともないという感覚になっております。
楽譜の右から2番目まで出しても特に喉がどうかなることもありません。
それと引き換えに体はきついですけどね、腰のあたりが。
あまり長くは練習しすぎないほうがよいです。
高音域を出したからといって、低音域が出なくなるということはありません。
青マーカーのところも少しの間ですが、タイトに出せるようになりました。
実用化は今のところはできていませんが、黄色までなら普通にいけます。
合唱団でも低音要因として、まだまだ活躍できると思っています。
しばらくこれで様子を見ながら、発声についてもっと語っていきます。