フーガを理解しやすくなる方法

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フーガとはいっても、日産の車ではありません。
音楽のほうです。

今回は
「フーガを理解しやすくなる方法」
です。

バッハの「平均律クラヴィーア」を
弾いたことがある人ならわかると思います。
私にはだいぶ難しいと感じます。

特にフーガはややこしいです。
3声や4声、5声を右手左手をうまく駆使して、
弾かなければなりませんからね。

バルトーク版のやつだと、
特に難しい曲に関しては、
1声1段で割り当ててあります。
5声だったら5段の楽譜になっています。

最初のうちは見づらいとは思いますが、
各声部の構造や動きが見えやすくなっています

これをバッハのシンフォニア(3声)や
他の作曲家のフーガにも活かせると思いました。

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番で
第3楽章のフーガの部分です。

一番下パートから始まって、
次に真ん中パートが完全5度上で入って、
最後に一番上パートが入るという感じです。

3声だからこのままでも
十分わかる人はわかると思います。

でも、初心者がいきなり弾けと言われても、
多分弾くのは無理でしょう。

まずはこのように、3段に分けて音のつながりを見ていくのがよいです。

ハ音記号を使っていますが、
別にト音記号を使ってもらっても構いません。
音の高さ的にあまり加線を使いたくなかったからです。

音のつながりを線で把握するのに最適な方法だといえます。

いきなり弾いたら音符を追うだけになってしまうので、
こうやって最初は構造を把握するのがよいです。

それからピアノを弾くという算段です。

音符が並びすぎていて嫌だなあと思うかもしれません。
でも、このようにまずは3段で把握してからやれば、
幾分か弾きたくない気持ちは減ると思います。

まあ、参考にしていただければ幸いです。