ワルツ第4番「3つの華麗なる円舞曲第3番」(ショパン)
ワルツ第4番ヘ長調作品34-3は、ショパンによって1838年ごろに作曲されたワルツです。「猫のワルツ」とも呼ばれているらしいですが、私はよく知りません。普通にワルツ4番で覚えていました。
ようやく久しぶりにショパンの曲について記事を書きました。アイディアは溜まってたんですが、消化するのがなかなかできないってもどかしいですよね。
ストリートピアノで全曲触れましたので、録音にも差し掛かりたいですね。
と脱線しましたが、このワルツ第4番は軽快な曲調です。速い上に跳躍がそこそこあるので、楽譜どおり難しいです。
まあ、そういうところがいいんですよね。
曲の構成
最初
属七で始まるのがショパンらしい感じですよね。主音で始まらないのはショパンのワルツではよく見られます。
メインのところですね。注意していないと右手がもつれてきます。
最初のうちはゆっくりで練習したほうがいいかもしれません。
軽やかな音型なので音色のイメージはフルート(とピッコロ)ですね。
中間部
赤で囲ったところの音型は2回出てきます。この部分だけ音を重たくして弾いたほうがいいですね。
隠し味的な部分なので、同じタッチで弾くよりかは曲の深みが出てきます。
時が少しだけゆっくり進むようなイメージです。でも1小節後にはすぐ軽やかに戻りますが、それがいいんです。
フォルテとピアノの強弱の差が大事ですね。ベートーヴェンみたいにちゃんとはっきりわかるようにしたほうがいいです。
装飾音符で速くなりがちですが、多少速くなっても大丈夫です。ここは軽快に進むところなので。
コーダ
最後は消えるかと思ったら、明るく元気よく終わる感じです。落ち着いて軽快に終わらせましょう。
アクセントは音を少し重たくしたほうがいいですね。
難易度
やや難しい
演奏時間
2分から3分程度
私の演奏動画
残念ながら私の演奏動画はありません。
完成までにすこし時間がかかるかもしれませんが、末永くお待ちください。