ワルツ第3番「3つの華麗なる円舞曲第2番」(ショパン)
この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
ワルツ第3番イ短調作品34-2は、ショパンによって1831年ごろに作曲されたワルツです。
第1番や第2番ほどの華やかさはありませんが、優しい雰囲気で心地の良いワルツです。
初心者でもわりと弾きやすいほうです。
しかし、曲の雰囲気を存分に引き出そうとなると、もう少し高度な内容になってきます。
曲の構成
第1部
冒頭部分
左手でメロディを奏でながら、右手の和音を静かに弾きます。
弦楽四重奏でヴィオラが珍しくメロディを受け持っている感じですね。
IMSLPにも弦楽四重奏の編曲がありますので、私以外にも弦楽四重奏のイメージを持つ人は多いのでしょう。
ここは右手と左手のリズムが一緒になるところです。
しっかり音符の粒を揃えて、なおかつ滑らかに弾きましょう。
Sostenuto
イ長調になって、またイ短調に戻ります。
少し明るい音色になって、暗い雰囲気に戻る感じです。
余裕があればマーカーしてある音を少し強調しましょう。
少し難しいですが、できるようになるとこの曲の魅力が存分に引き出されます。
冒頭部分も大事なんですが、雰囲気が変わる部分もしっかり表現したいところですね。
第2部
第1部と形が全く一緒です。ここは弾き方を大きく変えないほうがいいでしょう。
最後
またSostenutoから冒頭部分Lentoの形に戻ります。
特に注意すべき点はありません。
ラストの左手部分はチェロの音色を意識しましょう。
張り切りすぎて右手がうるさくならないように注意しましょう。
難易度
比較的易しい
演奏時間
4分から5分程度
私の演奏動画
演奏動画はまだできておりません。
出来次第アップロードしますので楽しみにしてください。