民主主義と権威主義の決定的な違い

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民主主義と権威主義の違いというのは、権力者に対する見方の違いです。
多数決とかそういう問題ではありません。
両極端な見方ですが、権力者を「悪」とみるか「善」とみるかの違いだと考えます。
私の考えですので、他の人にあてはまるかどうかはわかりません笑。

民主主義

民主主義というのは、「権力を持てば持つほど人は間違う」という前提があります。
力を欲すれば欲にまみれて自分が制御できなくなると考えればよいでしょう。
学級会の決め事でさえも、少し権力を持っただけで何でもかんでも決めたくなるのは人間の性です。
それを抑えるために憲法があります。

権力者を「悪」とみるのが立憲主義の特徴でもありますね。
憲法は「権力者が暴走できないようにするための鎖」です。
国民の理想なんかではありません。

権威主義

逆に権威主義というのは、「権力を持つ人が絶対的に正しい」という前提があります。

私は相対的権威性という単語を持ち出していますが、とにかく権力者の権威性を相対的に下げないようにすることが権威主義では求められています。
自分だけ実力を上げていくようでは、権力者のメンツに傷が付きます。
メンツとは相対的権威性と考えてもよいでしょう。
権力者と比べて、出し抜くという行為をしないように細心の注意を図る必要があります。

権威主義は相対評価と思って間違いありません。

権威主義の世の中では強い者いじめはタブーとされます。
だって、権力者の権威性が相対的に下がってしまうので、いじめるなら自分より弱い者だけに限られます。
弱い者いじめが見過ごされるのも権威主義の特徴です。

最後に

民主主義と権威主義の違いについて言いましたが、民主主義では権力者を悪として扱うのに対して、権威主義では権力者を善として扱います。
私の考えですので、井戸端会議で持ち出しても話が通じないことがありますのであしからず。www

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