ネットで売れなくなったからテレビに出ざるを得ない説

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YouTuberのHIKAKINさんとか歌手の米津玄師さんとか、2〜3年前だったらほとんどテレビで見ませんでした。
しかし、今ではネット出身の人たちが続々とテレビに出ています。

「ようやくテレビで有名になれたからいいんじゃない?」
と言う人もいると思います。

私は、真逆ですね。
インターネットで稼げなくなったから、テレビに出ざるを得なくなった
と考えています。

信じるか信じないかはあなた次第。

トップYouTuber、HIKAKINさんでもきつい状態?

YouTuberも人数が多くなって、なかなか稼ぎづらくなったと聞きます。
有名な人たちは、再生回数を稼ぐために、映像機材に思い切りお金をかけていますし、編集もキレイにしています。
高画質高品質ですね。
場合によっては、3分の動画を作るために1日中付きっきりで作っているときもあります。

私にはとてもじゃないですが、そこまでキレイに編集できません。
そういった高品質な動画を作り続けることは並大抵のことでなければできないでしょう。

今現在、HIKAKINさんレベルでも再生数が稼ぎにくくなっています。
HIKAKINさんの動画のネタ自体もテレビで取り扱いやすいネタですから、スポンサー提携も結びつきやすいです。
テレビに飲み込まれたような感じでしょうか。

米津玄師さんはニコニコ動画からテレビメディアへのシフト?

米津玄師さんも同じような感じでしょう。
もともとは歌手ではなく、ハチという名前でニコニコ動画で活動していました。
VOCALOIDで曲を作っていました。
私はハチさんの曲の中では「マトリョシカ」という曲が好きです。
ちょっと訳の分からない感じがよいですね。

おそらくテレビメディアに出る理由は、ニコニコ動画で再生数を稼げなくなったということでしょうか。
テレビに出るにつれて、万人受けにシフトせざるを得ません。
昔のように「わかってくれる人だけわかってくれればいい」というスタンスでは通用しません。
必ずテレビプロデューサーの意向が入ってきます。
好き勝手には作詞・作曲することはできません。

「パプリカ」も小学生受けを狙ったものでしょうか。
小学生受けを狙うこと自体はよいことですが、問題は「Foorin」というグループはAKBグループの小学生版のようにとられること。
小学生が大人になろうと背伸びしているわけではなく、「子供っぽさ」をそのまま直接的に出しているところがあまりよいとは言えません。

ここ1年ぐらいで人気が急上昇したような感じですが、タイアップ中心でどうしてもつまらないという印象です。
「Lemon」にしても「馬と鹿」にしても、昔のVOCALOIDの流れを汲んでいますが、曲のキレがいまひとつだと感じてしまいます。

ファンの人には申し訳ないですが、昔のほうがよかったと言わざるを得ません。

最後に

一昔前だったら、「テレビで売れないから、ネットで勝負する」というのをよく聞きましたが、最近では逆に「ネットで売れなくなったから、テレビで勝負する」という現象も起きているように見えます。

テレビで放送できないネタで勝負している人は、ネットの殻に閉じこもっているように見えて実は強いのかもしれません。

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