社会主義国なんてなかった

ソ連も表向きは社会主義国と言われていました。
平等に財産権はありませんと。

しかし、現実は一部の特権階級が支配する。
利権側にしかカネがいかない。

しかも責任をもたなくてもいい。
トップが恥をかくようなことがあれば、側近が死ぬことで丸く収める。
問題の解決より保身が大事だと。

戦国時代の将軍と殿様と大名のような関係だ。
つまり封建主義だ。
まだあのときの殿様のほうが責任を負っていたのかもしれない。

最初の頃は確かに平等にモノやカネが行きわたっていたのかもしれない。
けれども、その動きがどんどん不透明になっていく。
そして、一部の人しか知らないブラックボックスになっていった。

日本病の正体 政治家石井紘基の見た風景」は絶対に見ておいたほうがよいです。
今の日本に重大なことがこれらの映像に残っています。
日本の裏帳簿「特別会計」がいかにして肥大化するのかわかります。

今の政権にとってかなり不都合な内容ですので、消されるかもしれません。
早めに見ておいたほうがよいです。

私が本物の政治家だと思ったのは、ジョン・F・ケネディと石井紘基です。
この人たちは言動がかなり直接的です。
表現があまりにもストレートです。
民衆にとってはすごくわかりやすいですが、その分反感も買いやすい。
結局殺されてしまいました。

彼らの死を無駄にしてはいけません。
私たちが、彼らが伝えたかったことを伝えていくべきです。

ジョン・F・ケネディの言動を少し和らげたのが、トランプ大統領だと思います。
戦争反対を言うのに、何ステップも回りくどいことをしています。
やっていることが支離滅裂に見えるようにしています。
「この太っちょじいさんはいったい何がやりたいんだ?」と思う人ばかりです。
中国への追加関税や韓国・日本への米軍生活保護費(あえて私はそう言う)値上げの実態はアメリカを頼ってほしくないという遠回しな言い方です。

バックについている人の権限をどんどん弱めるためです。
戦争で儲ける人たちを徹底的に許さない。
だけど露骨に言うとケネディみたいに殺されちゃうから、一応賛成っぽく見せて徐々に裏切っていく。

言ってしまえば、汚いやり方です。
綺麗なやり方では彼らには通用しない。
あえて、回りくどい理解しにくいキタナイ方法を使っている。
たとえ自分がものすごく世界で格好悪い人間だと言われようと。
毒をもって毒を制する」というものだ。
本当の抑止力とはそういうものだ。

山本太郎さんも狡猾な手段で自分の意見を通そうとする。
自分が参議院選であえて落選したのも想定内でしょう。
船後靖彦さんと木村英子さんを当選させたのは、一番大事なことだ。
自分よりも優先的に当選させたい人がいる。
比例代表制を理解してうまく利用した。

「障碍者を利用している」と言われるが、彼にとっては上等だぐらいにしか思わない。

れいわ新選組の中身を見ると、「パソナや電通や経団連の力を弱くする」で一貫している。
あとは「当事者たちの政治」を目指している。
とにかく民衆目線だ。

テレビでパソナや電通や経団連の名前を出すのはタブーだ(これこそ放送できなくなる)。
一応自民党や公明党、維新の会に矛先を向けるしかない。
それでも多少の効果はある。

一番気がかりなのは、山本太郎さんはもう議員じゃないので(あえて落選した)、
日本国憲法第50条「不逮捕特権」が適用されません。
何かしらで罪をでっちあげられて警察に逮捕されてしまう懸念があります。

そこだけですね。
テレビでなかったことにされるよりも心配なことが。

話を戻すと、皆さん社会主義の皮をかぶった封建主義のままでいいですか?

お上のいうことが絶対で、カネだけ搾り取られていく。
搾り取られて、あとは自己責任で自衛してねという世の中でいいですか?
自衛してねと言われても、正当防衛が正当じゃない(暴行罪・殺人罪・脅迫罪・傷害罪など)と言われる世の中でいいですか?

私は絶対に望みません。
断固として拒否します。

知らないままだとずっと収奪されっぱなしです。
まずは一つでも知ることから始めましょう。
それが国から奪われることを防ぐ唯一の方法です。

日本には銃はありません。
知識で武装するしかありません。
自分の知識で抵抗するしかありません。