日本は社会主義・共産主義ではなく封建主義である

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日本は「最も成功した共産主義国家」と呼ばれていますが、実態は違います。
私の意見は「日本は社会主義・共産主義ではなく封建主義」です。

だいぶお堅い文章になりますが、ご了承ください。

そもそも、民主主義・資本主義・社会主義・共産主義・封建主義とは?

  • 民主主義
  • 資本主義
  • 社会主義
  • 共産主義
  • 封建主義

の5つの違いについて見ていきましょう。

民主主義

社会人の教科書「民主主義・資本主義・社会主義・共産主義の違い」から引用。

民主主義とは、政治原理の一種にあたる言葉です。英語では「democracy」と呼びますが、語源はギリシア語の「demokratia」にあり、「人民(demos )」という言葉と、「権力(kratia)」という言葉が結びついてできています。

民主主義は、古代ギリシアで原型が生まれ、近代になって復権されました。そのシステムを分かりやすく言うと、「国民が主権を握る制度」となります。王制などの一握りの人間による支配とは違い、国民が政治に参加し、民意によって国を動かすというシステムです。

民主主義には、市民が直接政治に参加する「直接民主制」と、何人かの代表を選ぶ「間接民主制」の2種類がありますが、現在では後者のシステムが一般的です。こちらでは、国民は投票によって自身の意見を政治に反映させることになります。

民主主義は単なる多数決ではありません。
そこを誤解している人は多いです。

民衆が投票に参加して、
民衆がデモを起こして、
民衆の意見を政治に反映させることが「民主主義」です。

国家の要人であろうと、悪いことをすれば警察につかまる必要があります。
たとえ、内閣総理大臣であっても。

実態は国家の要人、大企業のトップの人は、殺人や強姦を犯しても無罪放免です。
どこが民主主義だといえようか?

沖縄の人が辺野古基地に反対しているのに、工事を強行する始末です。
どこが民主主義だといえようか?

百歩譲って多数決と考えても、
圧倒的に沖縄の人たちの意見が重視されるべきです。

政府による弾圧としかいえません。

資本主義

社会人の教科書「民主主義・資本主義・社会主義・共産主義の違い」から引用。

資本主義は、民主主義とは違い、経済システムの一種にあたります。英語で言うと、「capitalism」となります。

資本主義のシステムは、自由競争の考えに立脚しています。すなわち、企業や個人が自由な経済活動を行い、それぞれの利潤を追求することで、社会全体の富や利益も増大するという考えです。その経済活動に際して、必要な土地や機械、設備などの資産は私有することができ、そうした資産を持たないものは、自身の労働力を提供して賃金を得ることができます。

資本主義でもう一つ重要なポイントが、国家が市場に介入しないということです。商品の需要と供給を自然の流れに任せることで、市場のバランスが保たれ、最適な価格や流通量が決定するとされています。

行政が企業の経営方針にいちいち介入するので、
「国家が市場に介入しない」というのは破たんします。
よって、日本では資本主義ではありません。

官営の企業があっても資本主義は成り立ちますが、
行政が民間の企業に一切口出ししないことが資本主義の前提条件です。

社会主義

社会人の教科書「民主主義・資本主義・社会主義・共産主義の違い」から引用。

社会主義とは、資本主義に対抗する制度を掲げた思想です。資本主義は、前述のように個人所有や自由主義経済を前提としていますが、社会主義はそれを否定する立場にあります。
資本主義が浸透した社会は、経済が活発になり、富が蓄積されるというメリットの一方で、所得格差が増大して貧富の差が広がるというデメリットもあります。社会主義は、こうした資本主義の弊害を正そうとする思想で、私有財産を禁じ、社会による生産手段の共有を目指すものです。そのようにして富の再分配を行うことで、全ての人が平等な社会を築こうという考えとなっています。

社会主義は共産主義と混同しやすくなっていますが、その違いは以下で説明しましょう。

「私有」というものを禁じられるのが社会主義です。
日本では社会主義といわれていますが、
社会主義を謳うにはだれしも平等でなければなりません。
身分の格差、所得の格差、資産の格差などあってはなりません。
厳密に語るならこうです。

しかし、役人による横暴が続いているのに、
社会主義を騙るなどおかしい話です。

どこかで中抜きしている人間がいるのに、
どこが平等だといえるでしょうか?

社会主義なのに貧富の差が拡大しているという矛盾に
だれ一人として触れるものはいません。

日本が社会主義というのは論理的につながりません。

共産主義

社会人の教科書「民主主義・資本主義・社会主義・共産主義の違い」から引用。

共産主義は、全ての財産を市民が共有することにより、平等な社会の実現を目的とした思想・運動を言います。
このような説明からすると、社会主義との違いがわかりづらいところですが、両者は同じ理想の違う段階と言うことができます。社会主義の場合、市民に平等に富を行きわたらせるにあたっては、政府による資産の所有や管理、分配といった過程が必要になります。それに対し、共産主義では、もはや政府は必要とされません。各人は能力に応じて働くだけで、それぞれが必要に応じた分配を受けることができます。
つまり、共産主義は完全に平等で平和な社会が達成された状態であり、社会主義はその前段階の状態にある社会と言うことができます。

社会主義との違いは、政府があるかないか。

社会主義では政府が管理するのに対して、
共産主義では市民が全員で共有します。

ということは、日本の「最も成功した共産国家」というのは破たんしますよね?

封建主義

Wikipedia「封建制」から引用。

君主の下にいる諸侯たちが土地を領有してその土地の人民を統治する社会・政治制度。諸侯たちは、領有統治権のかわりに君主に対して貢納や軍事奉仕などといった臣従が義務づけられ、領有統治権や臣従義務は一般に世襲される。日本史においては主に、鎌倉時代から江戸時代にかけての「武家の世」の社会・政治制度を表す言葉として用いられている。封建制は、中国古代の統治制度に由来する概念であるとともに、ヨーロッパ中世の社会経済制度であるフューダリズムの訳語でもあり、2つの意味が相互に影響している面もある。

簡単に言うと、「上の人に何が何でも絶対に逆らうな」という意味です。
今の日本の現状です。

日本は封建主義である

封建主義で思いつくものと言えば、内閣、吉本興業、ジャニーズ、パソナ、電通など挙げれば挙げるだけきりがありません。

一億総忖度社会

忖度(そんたく)」という言葉が流行っているように、上の人に都合のよいように情報を捻じ曲げなければなりません。
現実問題として実現できないことでも物理法則を無視しなければならない事態が起きます。

年金2000万円の問題にしても、麻生太郎財務大臣が官僚に原因を追究するように命令したにもかかわらず、
都合の悪い情報が出てしまったので、調査した官僚はクビになりました。

言われた通り仕事をしたら悪い情報が出るのでクビ。
逆に言われたことから外れたら、指示に従っていないのでクビ。
忖度してもアウト、しなくてもアウト。
首きりの口実に使っただけでしょう。

上層部が責任をとらない社会

民主主義社会では、上司は部下が失敗したら責任を負わなければなりません。
部下の失敗は上司の失敗ということです。
権利が強くなるに比例して、その責任も強くなるというものです。

昔は社長が謝罪会見をよくしたものです。
今では上層部が謝罪会見する映像を見たことがありますか?
あまり見かけません。
むしろ、失敗した部下を責めて、路頭に迷わせることのほうが多いです。

封建社会では上層部になるにつれて、責任を負うことが少なくなります
自分の言動ひとつで部下が路頭に迷うことになっても、まったく責任を負わなくてもよいし、
逆に自分の失敗を部下に押し付けてよいものとされています。

発言に矛盾があるかどうかを確認しなくてもよいし、
仮に矛盾があったとしても無理やり押し通すことが許されています。
その矛盾によって何か問題が起きたとしても側近たちが守ってくれて、
部下たちを路頭に迷わせればよいのです。

5年ほど前に誰かが言っていた、
問題を本質的に解決するのではない。部下のうち誰かを電車に飛び込ませることだ
というのはあながち嘘ではありません。
解決しちゃったら上司が路頭に迷いますからね。

学校教育でも「上の人のいうことは絶対だ」という洗脳が始まっています。
学校はもはや勉強するところではありません。
全体主義的な洗脳をさせられる場所だと思います。
私も正直中学校まで不登校になりかけたことがあります。

ゆたぽん氏が不登校YouTuberとして活動していますが、
平等の押しつけ(本当は平等なんかじゃないのに)が嫌で嫌で学校に通っていないからでしょうか?
別に自宅学習でも身に付く人は身に付きますからね。
今の学校の現状を見るに、どっちでもよいでしょう。
皆勤賞がすばらしいとか別に思いません。
私は中学高校で皆勤賞をとりましたが、他人に押し付けようなどとは思いません。
行きたくなかったら行かなければいいぐらいのマインドでいます。
学校に行かなくたって幸せな人は、いっぱいいるじゃないですか?

みんなで不幸になる道

現在の日本って、本当にみんなで破滅しようという道に走っています。
本当にまずいです。

話題になっている人を大勢でぶん殴ってますよね?
でも殴られた人は殴り返すことはできません。
「目には目を。歯には歯を」ができないのです。
反撃したら殴られた人が逆に暴行罪や傷害罪などで捕まります。

予防線を張らないと何もかも行動できない。

幸せになっているアピールしなくても、
そういう雰囲気が出ているだけでぶん殴られる。

本当に怖い世の中です。

結婚とか出産とかの話題が最近ないですもん。
昔だったらバンバン出しまくってたのに。

今のところ「分断を煽る」のが一番儲かります。
でもそれは「みんなで不幸になる道」です。

「赤信号みんなで渡れば大丈夫」じゃなくて、
「赤信号みんなで渡ればみんな死ぬ」です。

誰かの不幸を願ったからと言って、
自分が幸せになるわけじゃありません。

自分から幸せになれるものが少なくなっています。
私もなるべく不幸を引き寄せないようには気を付けていますが、
いっぱい不幸になる要素が地雷のようにあちらこちらあります。
本当にヒヤヒヤです。

山本太郎氏の登場

メディアではなかったことにされています。
かろうじてTwitterで山本太郎氏の演説が広がっていて、
みんなに大人気です。

「高齢者からいっぱい奪い取れ」というロビンフッド的なマインドじゃ、
絶対に幸せになれません。
山本太郎さんは絶対に言いません。

全員が幸せになれるように、最大限の努力をしてくれる人です。
「障碍者を利用してる」などと言われていますが、
むしろそういう人が政治の当事者になってくれるお蔭で、
障碍者に関しての問題解決への第一歩を踏み出せたと思います。

自分自身よりも当選させたい人がいる。

なかなかできない考えです。
正直私にはできません。
自分がまず先に議員になりたいです。

船後さんと木村さんを優先的させたのは本当によかったです。
山本太郎さんの覚悟を感じられました。

山本太郎さんの政策では、
一部の人たちだけが得すればよいという封建主義的な要素を全部廃止させると言っています。

もしかしたら自分の立場も危うくなるかもしれないのに。
巨悪を叩き潰せるのなら、共倒れしても構わないという考えにしびれます。
私にはできません。
保身に走るところはあります。

これからの衆議院選挙が楽しみです。

お上の言うことに絶対の世の中って嫌でしょ?
それなら投票に行ってくださいね。

↓副島隆彦氏が日本の闇についていろいろ書いています。