第65回愛知県合唱祭まとめ(2026年6月14日)
2日目も来ました。その前に1日目の記事を見たほうがいいかもしれません。そりゃあね2日分楽しまなきゃいけないでしょう。Xを見たらストリートピアノの人たちがにぎわっておりましたが、私は合唱を楽しんでおりました。タイミング的にはストリートピアノの人たちにも誰かしら会ってもよさそうでしたが。
とりあえず12:30ぐらいに到着したので、全体合唱「夜のうた」の練習に入ることができました。合唱団に所属していないけれど、このときだけは参加してみたくなりますね。

Fブロック
このブロックいろんな年齢層の人たちで構成されていますね。中学生だったり80代だったり多彩な年齢層で構成されています。何歳になっても続けているのは素晴らしいですよ。生涯学習の一つとして続けている人もいるでしょう。
F-1:名古屋市立昭和橋中学校合唱部
残念ながら出演辞退だそうです。聴きたかったです…。しょぼーん(´・ω・`)
F-2:今池混声合唱団
「あいたくて」(三宅悠太作曲)は混声3部とはいえ、なかなか挑戦的な選曲をしていると思います。合わせるのはなかなか大変でしたね。「パプリカ」と「さよーならまたいつか!」はこういう少人数の合唱団で映えますね。最後の「キラッ☆」は恥ずかしがらずに決めんかい!
F-3:一宮第九をうたう会
1曲目「Look at the world」ではなんかかみ合っていない感じがしました。おそらく喉を開くことにとらわれすぎて、反応が遅れているでしょう。ぼやけて立ち上がりが悪い印象です。John Rutterの曲は簡単そうに見えて、ちょっとした崩れがすぐわかってしまいます。
2曲目「線路は続くよどこまでも」は逆に粗削り感が功を奏しているかと思われます。最後の帽子投げが決まればよかったですが、なんかしまりが悪いと言うかなんというか。
F-4:愛知教育大学附属高等学校音楽部
流れるような歌声で一切の狂いがありませんでした。Unisonやクラスター和音もしっかり揃っていましたね。申し分ない演奏でした。ありがとうございます。
F-5:合唱団カラコロモ
「Qui sedes」は少人数とは思えないぐらいパワフルな歌声でありながら、軽やかでした。一人一人の能力が高いでしょうね。2曲目の「O Love」もまた強弱のメリハリが十分すぎるぐらい効いていて、明るい曲調の中にもの寂しい感じを表現していたように感じられました。
各パートの存在感がしっかりあるのに、全くけんかしない印象です。思わずうっとりしてしまいましたね。
F-6:愛知県立西春高等学校合唱部
安定の西春高校です。今回も素晴らしい演奏とは言いたいですが、ちょっと惜しかったですね。選曲はあまり低音のものは選ばないほうがよいでしょう。初心者だらけでよくここまでレベルを上げられるなんて、指導者が的確に指示を出しているからでしょう。
「上を向いて歩こう」は力のバランスを前側に偏らせているのはわざとでしょうね。各パートの存在感があり、特に男声は女声の半分未満なのに存在感が十分すぎるぐらいあります。だがしかし、「Ev’ry Time I Feel The Sprit」はE♭2を大音量で鳴らしてこその曲です。それがあれば文句なしの100点なのに、「どうしてその曲を選んだんだ?!」と惜しい気持ちになっておりました。
F-7:グランフォニック
パワーのある男声合唱団の一つですね。若干力のバランスが前に寄っているのがちょっと惜しいところですが。
「こころようたえ」は速すぎますね。テンポに負けている印象です。せっかく声がいいのに台無しにしている感じがあってもったいなかったです。「雨後」は各パートの良さを活かしておりますね。強弱もしっかりしていますし、この団のよさが活かされています。
F-8:合唱団 花集庵
Fブロックの最後を締めくくってくれました。「Tuul konnumaa kohal」は終始不思議な感じの曲調で、花集庵の特色とすごくマッチしている印象でした。なんと表現したらいいのかわからないぐらい、不思議な感じの曲です。
もう一曲「Jaakobin iost pojat」は妙な緊張感がありましたね。部族の祭りみたいな感じの曲で、首を動かしたりこれもまた不思議な動きをしていましたね。完全な合唱というよりは祭りの音楽ですね。チャーリーとチョコレート工場に出てくる、ウンパルンパみたいな感じの動きを連想しました。
Fブロック全体合唱:夜のうた
珍しく男声合唱版で歌っておりました。というのもグランフォニックの後ろにくっついていたからです。バージョン違いは慣れていないので、途中ごまかしながら歌っておりましたが。
Mブロック
このままGブロックにしようか、中ホールでMブロックにしようかと迷っていましたが、ensemble Solarisと混声合唱団コール・グローリアを聴きたくて中ホールへ移動しました。
M-1:アンサンブル生声(仮)
思ったより素晴らしいです。しっかり声が出ていましたので、このまま鍛えていけば形になります。綺麗に作ろうとするよりはこちらの方向性でやっていけば上達が早くなるでしょう。
M-2:A.N.Chor
Sicut Cervusのほかにもう一曲歌っていましたが、あいにく私は曲名がわかりません。それにしても両方とも少人数では難しい曲なのに、一歩気が抜ければ迷子になるという、ありがたくないオマケつき。そんな中でも集中を切らさず頑張ってくれたように感じます。
M-3:ensemble Solaris
この団はいつ聴いても安定感が素晴らしいですね。一人一人の能力が高いです。一時は大ホールでも全然引けを取らない歌声でしたから中ホールならなおさらです。オーバースペックです。
そんな話はさておき、「うつくしいもの」は若干上ずっているように感じました。高めを狙おうとしてたのでしょうか。2曲目の「ジャマスルナ・ワルツ」は面白い曲ですね。「邪魔するな」と言いながら朗らかに歌い上げる矛盾が笑いを誘います。最後の「邪魔するな」のカデンツァで笑ってしまいましたww
M-4:混声合唱団ちぐさ
可もなく不可もなくといったところでしょうか。団に合った選曲だと思います。いろんな言語の曲に挑戦する気概は見習いたいですね。ノルウェー語にはなじみがないので、何を言っているかわかりません。でもしみじみとした感じの曲調を歌い上げていたのでよかったですね。
M-5:コール・フロイデ&混声合唱団NAGOYA歌
2団合同はどっちに感想用紙が送られるのやら。「わが想い」は集中力高く最後まで続いていましたね。思わず聴き入りました。素晴らしいです!2曲目「素直」もクオリティがよいのですが、最後集中力が切れたところが惜しいところです。
M-6:名古屋ビクトリア合唱団
Bassが聞こえにくいと思ったら、声質が異常に軽いのでしょうか。Bass好きの私にとってはちょっと残念に感じるところでありました。最後になるにつれて元気になる印象でしたね。
M-7:女声アンサンブル・アミーケ
伴奏と合唱がアイコンタクトをとっていますね。1曲目「3年後」と2曲目「六月」は両方とも息がピッタリです。数字が入った曲でそろえてあるのは偶然でしょうか。
阿吽の呼吸でお互いがお互いを信頼し合っている様子が垣間見えました。素晴らしいという言葉では言い表せないほどです。本当にありがとうございます。
M-8:混声合唱団コール・グローリア
鴨長明『方丈記』より「知らず、生まれ死ぬる人」です。大学の時に歌いましたね。なんといっても中盤からのTenorとAltoのスキャット部分、「lun la la lun」の音量バランスは難しいですね。人数が少ないので難しかったと思われます。まさかこの曲をもう一度聴けるとは思いませんでした。Gブロックの学生合唱団ではなく、中ホールのこちらを選んだ大きな理由でもあります。
ここの指揮者は熱い人です。全体合唱の指示が熱量高い。この手のタイプの人って現在は少ないように思いますが、楽しく歌えてよかったです。
Mブロック全体合唱:夢みたものは
全体合唱の練習の最初でピアノ伴奏があると思って絶望しておりました。というのも前年の「夜のうた」で撃沈したからです。ピアノ伴奏を想定していなかったので身構えたら、伴奏無しだったので安心しました。
もう楽譜は見ませんよ。途中で歌詞も外して歌っていました。しばらく歌っていなくても意外と覚えていますね。鴎と並んで有名な合唱曲ですが、いつ聴いても歌ってもいつも歌っているような感覚になります。
Hブロック
県合唱祭も残るはこのHブロックです。コンクールに出てくる団体がちらほらという印象です。安定感はこのブロックが一番あります。
H-1:トヨタ自動車合唱部
とにかく重厚感がありましたね。男声がたったの4人とは思えないぐらい、芯がありましたね。大勢の合唱団に引けをとりません。初っ端から度肝を抜かれました。
H-2:中部電力合唱団
中部電力の分社化に伴い、合唱団もパワーグリッドとミライズに分割されてしまうのでしょうか?というのはさておき、元気なのはいいことですが、最初のほうはちょっとテンポに振り回されている感じがありました。後半になってから調子がよくなっていったように感じます。
H-3:VOCI BRILLANTI
曲が変更になって「コスモス」と「子守歌」とのことです。誰作曲かはわかりません。教えて合唱に詳しい人。コスモスは軽快な曲でしたね。子守歌は油断すると眠ってしまいそうな曲です。ニ長調というのが余計に心地よさを誘います。
H-4:男声合唱団 響
前座の「p」は「パワー」、「pp」は「パワーパワー」、「fp」は「フルパワー」だそうですwwなかやまきんに君でしょうか?Bon Joviの「It’s My Life」が流れてきそうですねwwww
みそかつのような濃厚な合唱団らしいです。紹介されている通り、私もそう思いましたまる。
男声合唱の響きが素晴らしいですね。「黎明」も「海景色」もホールがジリジリ鳴っているのがたまらないです。こうじゃなければ面白くありません。
H-5:合唱団ピンクエコー
この合唱団も声がしっかりしていますね。1曲目「りんりん林檎の」は軽快な感じだけれども、ピアノ伴奏も木管楽器のような音色を意識されていて、まるでフルートやクラリネットのような聞こえ方をしております。歌声もどちらかというとフルートやクラリネットのような木管楽器の響きですね。合唱曲というよりは器楽曲のような印象でした。
2曲目「マツケンサンバII」は昨年8月の「ぴんからぽん」のときも聴きに行きましたが、いつ聴いても面白いですね。今回は友森美文さんの金ピカの衣装がなかったのでちょっと物足りませんでしたが。ストリートピアノYouTuberのきむらたくやさんと是非ともコラボしてほしいと思いました。どちらも「マツケンサンバII」のイメージが強いので。叶うかどうかはわかりませんが。
H-6:クール・ジョワイエ
この団も元気ありまくりですね。「歌え 歌え!!」は申し分ないくらいパワーがあります。元気をもらいました。「Ave Maria」もしんみりとすると思わせて、激情的な感じです。強弱のメリハリが十分ありますね。
H-7:合唱団うぃろう
「We Will Rock You」はつかみとして素晴らしいですね。合唱になじみのない観客でもノリやすいので、演奏会の途中にあると助かりますね。2曲目「河」が本番です。不気味な感じが素晴らしくて、強弱のメリハリが余計に不気味さを誘っている印象です。休符でしっかり緊張感を保っているのが大きいです。最後まで集中力を保っていて素晴らしいです。
写真撮影(撮影する側)で乱入しました。皆様ありがとうございました。
H-8:混声合唱団VoxMEA
11年前も県合唱祭の最後を飾っていたことを覚えております。今回は宗教曲3曲セットです。声質と選曲がとにかく合っていて、歌いやすそうにしていた印象です。この団の指揮者から後ほど「簡単な曲だったから今回はいけた」と直接聞きましたが、こういう簡単な曲だからこそ基礎がしっかりわかってしまいます。和音の組み立て方が丁寧でしたし、各パートがかみ合っていました。声質こそ軽いものの全体的にスムーズに聴けましたね。
ここの団の写真撮影はだいたい私が名乗り出ております。代表からスマートフォンを手渡され、カメラのボタンを押します。そのうち、合唱団イオス、合唱団うぃろうの他にも全体写真を撮影することになるかもしれません。3団体の写真撮影を経て、もう少し写真を撮る前の面白い声かけを考えておかねばと思った次第です。
Hブロック全体合唱:音楽の木
昨年楽譜を買うと言っていたけど、そんなことは記憶から消えました。とりあえず耳コピで現地調達という荒業で全体合唱は乗り切りました。こういうときに譜読みする能力と耳コピする能力の両方があると助かると実感しましたね。当初は楽譜を買っていないから歌わないと宣言していましたが、せっかくならと思い耳コピに頼りました。合唱祭で耳コピする人間は私ぐらいなものです。
最後に
今回第65回愛知県合唱祭も楽しめました。来年も楽しみにしております。
次は6/27(土)と28(日)の地産地唱ですかね?
名古屋の合唱の方々、熱田文化小劇場で会いましょう!!
