混声合唱団VoxMEAピアノ合わせ練習まとめ
3月土曜日は常に予定が詰まっていたなんて、今までの人生にあったんでしょうかというぐらいのレベルです。3/1、3/15、3/29は混声合唱団VoxMEAのピアノ合わせ練習、3/8はグルッポふじとう飛び入りライブ、そして3/22は断酒会ですね。いい具合に予定がばらけてくれてよかったです。
私にとって、非常にいい経験になりました。大学時代、混声合唱団に所属していましたが、団内のイベントでピアノ伴奏をする機会はありましたが、それをカウントしても10年以上のブランクがあります。社会人合唱団で伴奏をした経験はゼロです。普段はソロ活動をしていますが、VoxMEAの代表者の方々にピアノ伴奏を頼まれて引き受けました。別に断る理由はありませんからね。
学生時代は千原英喜の合唱組曲『ある真夜中に』を歌ったことがあるので尚更引き受ける理由になりました。歌もいけるから、伴奏も楽勝でしょと軽く考えていたのは内緒です。
2025年3月1日
イーブルなごやのいつもの場所じゃなかったことに戸惑いました。大会議室に行ったら誰もいなくて、確認したら別の部屋でした。大急ぎで、部屋に入っていったのを覚えています。なんとか間に合ってよかった(汗)。
最初は発声練習ですが、伴奏という立場でありながらこういうのだけはみんなと一緒にやります。まあ、一人だけやらないというのも変ですからね。
アンサンブルはこのときは、そんなに伴奏していませんでしたね。曲をざっとおさらいする感じ。必要なところだけ伴奏するということを覚えています。
指揮者の考えをくみ取るのがなかなか大変でしたね。
2025年3月15日
2回目の強化練習。思うように指が動かず大変でした。この練習の前に、ショパンのポロネーズop.53を練習していたのが大間違いだったかもしれません。あまりうまくいかず、ちょっとメンタルにも響いていたので、うまくできない系のものは重ねないほうがよいでしょう。本当に実感しました。大変でした。指揮者の指示に従うのがなかなかできず、自分の指を動かすので精一杯だったことを覚えています。
「合唱と合わせられなければ話にならない」と厳しいコメントをもらうのは当然ですね。まあ、それで落ち込むほどヤワではありません。ここから奮起して次の練習にはしっかり曲にしようという意識にしました、もう遅いですけど。
後から気づいたんですが、Tempo di Allegroの四分音符126じゃなくて、144ぐらいまで上がっていたらしくて、それに対応できていなかったのが今回の悪い点です。楽譜通りのテンポだけで満足してはいけないと痛感しました。
2025年3月29日
3回目ようやく最終日。ちなみに「愛から悩みが生まれ」と「ある真夜中に」は楽譜のテンポより大幅に上げて練習しました。たとえば、Tempo di Allegroの部分、四分音符126で演奏するところを、メトロノームで180や192ぐらいまで上げて練習するという、非常に脳筋練習をしていました。倍速になろうがお構いなしで速いテンポでやりましたね。意外と指が慣れてきて、メトロノームのテンポを上げてもスムーズに動くんですよ。それで、元の楽譜どおりに戻すと、あら不思議。遅く感じるではありませんか。気持ちに余裕をもって次のページにめくることもできます。
指揮者がどれだけ楽譜よりテンポを上げても私は180で練習したから大丈夫だという自信がありますね。「ある真夜中」では160まで上げてくれても大丈夫だよ、という心構えでできましたからね。「指揮者の意図をくみとって」と指摘を受けたときも、少しずつ切り替えられましたね。脳筋練習のおかげだといっても過言ではありません。歌い方の指示から、自分の伴奏にどうやって変換していくか考える余裕が少しできました。
まとめ
大学で合唱を引退してからは、どこかの合唱団に所属することもなく、もう10年ですね。
ピアノ伴奏の機会を与えてくれた、混声合唱団VoxMEAの皆様に感謝ですね。こういった形で関わるのは珍しいことだと思いますが、今後のピアノ活動に活かしたいです。
合唱と合わせるには今までのアプローチじゃ通用しないということがわかりましたね。ソロ活動が長い分、他人と合わせるという感覚が薄れていくような感じだから、自分が思ってるよりも自分勝手だったんだなあと再確認しました。特にショパンのノクターンやワルツに慣れていると、合唱団に合わせていく意識が思ったよりもかなり薄いことが発見できてよかったです。
また何かでピアノ伴奏をすることがあれば、こういったことを意識しながらやっていきます。