ワルツ第10番(遺作)(ショパン)
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ワルツ第10番ロ短調作品69-2は、ショパンによって1829年ごろに作曲されたと言われています。
ショパンの名曲集にときどき入っているぐらい有名なほうですね。
ちょっと重たい曲調が特徴です。少し気分が滅入るような重々しさがありますね。
ワルツ第10番の構成
ワルツ第10番は3部形式で書かれており、冒頭部分はロ短調で、中間部はロ長調、再現部でまたロ長調に戻ります。
最初
この始まりは聞いたことがある人も多いでしょう。簡単そうなワルツですが意外とクセものですね。
3拍目にアクセントがあるのを覚えておきましょう。途中の場所にアクセントを置いてあるのをシンコペーションと呼びます。音を強くすると言うよりは少し重たくするというイメージのほうが合っています。音色の変化ですね。
ニ長調に転調します。ロ短調とニ長調の関係を平行調といいます。シャープやフラットの数が一緒だったら平行調になると覚えておきましょう。強さのピークをfに持っていきましょう。
中間部
ロ長調に入ります。少し軽い音色にするのがよいでしょう。気分が晴れやかになるようなイメージです。
2回目は重音です。上の音を強めにというよりは下の音を弱めに弾くのが、重音のコツです。自然と音量は上がるところですが、うるさくなりやすいところです。ここをスムーズに弾ければ曲の完成度は上がります。
ロ短調に入っていき、最初の部分に戻ります。
再現部・コーダ
再現部は特に説明することはありません。最後は静かに終わることを意識しましょう。
難易度
やや易しい
演奏時間
3分程度
私の演奏動画
ちょっと急ぎすぎな感じがあるので、アップロードし直す予定です。
BPM152通りに演奏すると快速運転になりますね。