発声しているときに少しだけ鼻に行く感覚があるべき
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発声本の言葉をそのまま鵜呑みにするのはいけませんね。
言葉はあくまでも言葉です。
実際に体感しなければ意味がありません。
どんな飾り立てた言葉も経験には一切勝らないというわけです。
体感したところから言葉にするのはよいですが、
体感なしに言葉でっかちになるのは悪いです。
やらなくてもわかる
という人たちが多いですが、ただの傲慢です。
とりあえず体感してみなければわからないことばかりです。
発声はとにかく体感することが重視されます。
本では言葉の語感ばかりにとらわれすぎなんじゃないでしょうか。
「目を見開いて」とか、
「口角を上げて」とか、
「鼻に響きを当てるように」とか、
「喉を使わないで」とか、
「体を楽にして」とか、
最初に目標にしてしまったらまずいところばかり、注目されています。
それが発声のすべてであるかのように言われていますね。
特に脱力するのがよいかのように言われています。
でも全否定はできません。
歌っていると顔に少しだけ響きが行きます。
ちょっと顔が緩むときはあります。
喉を使っていない感覚になるときはあります。
低音域では少しだけ体を楽にします。
もちろん胸やうなじの筋肉を使ったうえでの結果です。
根本を知らないまま、目の前の現象にとらわれるのがいけないのでしょう。
鼻に行く感覚を少し使わないと、声帯だけで支えることになりかねません。
やっぱり絶対に顔に行ってはいけないというのではなく、全部顔で表現してはいけないということでしょう。