殴られたら泣き寝入りしなければならない社会
台風が来ていますが、鉄道会社の計画運休はいいと思います。
昔だったら列車の中で立ち往生していましたからね。
先日、過激なツイートしてしまいました。
今の日本では「自分の身は自分で守れ」というくせに、反撃したらしたで反撃したという行為に対して思い切り叩くというのが多いです。
殴られたら泣き寝入りしなければならない社会です。
女性が男性からレイプされそうになって返り討ちにしたら,暴行罪や傷害罪,脅迫罪などを適用するんでしょ?
「自分の身は自分で守れ」というくせに.
そういうのをダブルスタンダードと言います.
— イマッチ (@imatch0603) August 13, 2019
泣き寝入りを強要し、追い打ちをかける
NGT48の山口真帆さんが暴行されて、犯人が謝罪会見すべきところを、逆に山口真帆さんが謝罪会見させられたというのが、今でも腹立たしいです。
秋元康氏の顔を汚したから?
この謝罪動画が全てを語っている…
ゆきりんが横で頭を下げてる…闇が深い…#山口真帆#山口真帆謝罪#NGT#NGT48 pic.twitter.com/BiE96nb2OH
— 🌱ちょ い (@choi_miracle) January 10, 2019
本当に今見ても心苦しいです。
「皆様にご迷惑をかけたので…」あたりがいちばん心苦しい。
暴行した人が謝罪会見するのが当然です。
暴行された人がなんで謝罪しなきゃいけないのか意味がわかりません。
むしろ暴行した人が無罪放免になります。
レイプされて反撃したら罪になることも
私と相互フォローになっているユーザーさんから、実際の判例を教えてくださいと言われ、調べました。
私が調べた限りでは2例見つかりました。
事件番号 | 平成18(わ)254 |
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事件名 | 殺人,死体遺棄被告事件 |
裁判年月日 | 平成19年3月29日 |
法廷名 | 函館地方裁判所 |
裁判日:西暦 | 2007-03-29 |
情報公開日 | 2017-10-13 01:38:45 |
事件番号 | 平成18(わ)281 |
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事件名 | 殺人,死体遺棄被告事件 |
裁判年月日 | 平成19年5月15日 |
法廷名 | 函館地方裁判所 |
裁判日:西暦 | 2007-05-15 |
情報公開日 | 2017-10-13 01:38:38 |
だいぶ長いので判例検索βのサイトで見たほうがよいです。
ボタンをクリックすればジャンプします。
どちらも、執行猶予とはなっていません。
レイプされた側の気持ちを思うと本当に不憫でなりません。
殺しちゃったから裁判でかなり不利になるのはどうしようもないですが、生きていて死んでいる日常から逃れたいというのが大きいでしょう。
だいぶ昔の話だから、もう出所しているとは思いますが、同じ悲劇に出会っていないことを祈るばかりです。
有権者たちを侮辱されて立ち上がると、一方的に暴力的だと言われる
こっちの記事もぜひ読んでください。
問題の個所は1:17の部分です(Twitterの例の動画では0:50の部分です)。
「ふざけて投票した」とは言いすぎです。
これをほめたたえる人たちは人権意識がないと言わざるを得ません。
私も自分だけ批判されたなら、まだ我慢できます。限度はありますが。
だけど、家族や友達、その他身内の人たちを否定されたら話は別です。
自分で言うのも何なんですが、温厚でお人好しな私でも怒ります。
怒った瞬間にいきなり暴力的だの言われるわけです。
先に手を出してきたのはそちらでしょうが。
自分だけ言われるならまだしも、関係ない人を巻き込んでまで安全圏から言うのが許せないわけです。
それを言い返したら、暴言吐いたと一方的にモノを言うんですよ。
権力側には一切言わないくせに、名もなき人間が少ししゃべった程度のことで大騒ぎにするんです。
これほどばかばかしいことがあるのでしょうか?
向こうが一方的に言ってきたくせに、こちらが声を上げると威圧的というのは不公平です。
言われた時点で負けが決まっているのを変えていかなければなりません。
本来ならば、相手にも同じ痛みを与えなきゃいけないわけです。
もちろんやりすぎはいけませんが。
接客業でも黙っているしかできない。反論禁止
接客業にしても、何かしら暴言吐かれても、一切反論したらいけないんですよ。
威力業務妨害レベルのことをされても、警察を呼んだらいけないんです。
金品を請求されたら、黙って差し出さなきゃいけないんです。
とにかく何を言われても黙っていなきゃいけない。
反論したら、過剰防衛と言われるし、心象が悪くなるから。
反撃とはいかなくても、身を守る行動が許されていないんです。
言われた時点で負け。最初から言われないようにするしかないんです。
客だから店員に何をしても許されるわけですよ。
それって不公平だし、上層部も客の横暴を許してしまっている。
本来ならば上に立つものが従業員を守ってやる必要があります。
最近では変わってきましたが、まだまだ客が上という考え方は根強いです。
泣き寝入り強要に負けずに声を上げていきましょう
権力側が不当な要求をしてきたら、怒りの声を上げましょう。
自由を守るためには常に権力と闘争しなければなりません。
一方、困っている人には優しくするという心も持たなければなりません。
自分より弱そうな人には優しく。
なかなか難しいけれど、いろんな人と仲良くなるには大切なことです。
不買運動はやりすぎかな?
でもやりすぎはダメです。
相手がしてきたことと同じくらいに収めなければなりません。
それ以上やったら今度はこちらが悪くなります。
「lex talionis」を聞いたことがありますか?
いきなりラテン語で言われてもわからないですよね。
「目には目を歯には歯を」ならわかりますよね?
ハンムラビ法典の原典版に書いてある言葉が、「lex talionis」です。
単に「やられたらやり返せ」という意味ではなく、「やられたら相手に同じだけ罰を与えよ」という意味です。
立花孝志氏の件で言えば、マツコ・デラックス氏が出演しているテレビ局「東京メトロポリタンテレビジョン」に待ち伏せして何かしら物申すのまではよかった。
自分の有権者に対して言われたのだから。
P&Gや資生堂の化粧品や、崎陽軒のシュウマイの不買運動はやりすぎです。
これでは立花孝志氏が悪くなってしまいます。
「悪をもって大悪を制する」というのが信条のようですが、あまり関係のないところに飛び火させるのはいかがなものかと思います。
これからどうなるかはわかりませんが、本丸を攻めていくのがよいです。